著者:さんたまさのり
ページ数:45
¥99 → ¥0
全ての人に海外移住が向いているとは思わない。
けど本書は全力でタイのいなか移住をおすすめしていく。
わたしと似たような人間が、日本に数人はいるであろうという希望的観測のもと、その数人のために全力で本書を執筆する。
いろんな壁を超えたその先に、とてつもなく自由で、それゆえに生きることを思いっきり楽しめる世界があることを全力で伝えていく。
タイ王国
日本から約4300km離れたインドシナ半島付け根の国。飛行機で6時間ほど。国土面積は日本の約1.3倍、人口は日本の約半分。国民の多くが敬虔な仏教徒。
タイにどんなイメージ、知識、見方、偏見、などなどをお持ちだろうか。わたしはほとんどタイに対するイメージを持たないまま、1回目のタイ旅行に突入した。成田―バンコク往復の航空券だけ持って。ホテルも予約せずに。しかもあろうことか1ヶ月という長期旅行。
あれから11年余りが過ぎ、今では日本でも1・2を争うほどの激烈タイびいき。
きっと、自分の理想とする生き方ができるよ~とタイがささやき続けてくれたからだと思う。つらかったこと、きつかったこと、苦しかったことなんか数え切れないほどあった。1本数十円の水を買うかどうか真剣に悩んだり、1.5倍ぐらいに腫れ上がった自分の足を見て途方にくれたり、伝えたいことが伝えられず激もどかしい時間を過ごしたり。それでもいまだに、日本に変える選択肢など頭になく、こうしてタイに住み続けている。
あ、バンコクではなく、タイのいなかなんですけど。
いなかに住み始めて数ヶ月。まぁ、タイの始まりも半分はいなかであった。タイに住むと決めたのもいなかであった。
もともと一歩でも二歩でもはみ出すようなことが好きで、縛られたり制限付けられたりするのが窮屈で、普通とか常識とかを基準にいろいろ判断されるのが嫌で、つまりどちらかというと社会不適合者?(笑)
そんな身には、タイのいなかが醸し出す空気感がとても心地よかった。
お金があったわけでもない。コネがあったわけでもない。タイ語なんか全くわからなかった。それでもタイ移住をし、さらにタイのいなかに移住した。そしてなにより、肩肘はることなく、我慢することもなく、自分の好きなように人生を歩いてる感たっぷりの充実感を得られている。
ひとりでも多くの人に、そんな自分の人生を歩いてほしい。
タイいなか移住は、そのためのひとつの道標になると本気で思っている。
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