著者:浅井 敏雄
ページ数:338

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2018年5月施行のEUの個人情報保護法 一般データ保護規則 (General Data Protection Regulation)(GDPR)について、日米中の保護法との比較、主要全ガイドラインの解説、SCC(域外移転のための標準契約条項)と域内処理委託契約モデルの訳と解説、Privacy Noticeやプライバシーポリシーのサンプルを含む具体的コンプライアンス実施方法を掲載。

【主な目次】

第1編OECDガイドライン

第2編日米欧中 個人情報保護法の比較
第1章保護の経緯・目的および基本的枠組み
第2章  日米欧中 各法の比較
I.個人データその他基本概念の定義
II.域外適用
III.個人データの処理・取扱いの原則
IV.処理の適法性(法的根拠)/同意/処理目的の変更
V.データ主体に対する情報提供義務(透明性)
VI.データ主体の権利(アクセス権等)
VII.法遵守措置と遵守証明
VIII.外国会社の代理人
IX.個人データ処理の委託
X.処理の記録義務
XI.処理のセキュリティー(安全管理措置)
XII.漏洩等の監督機関への報告とデータ主体への通知
XIII.データ保護影響評価(DPIA)と監督機関との事前協議
XIV.データ保護監督者 (Data Protection Officer) (DPO)
XV.事業者団体による行動規範作成と認証制度
XVI.個人データの域外移転
XVII.独立したデータ保護機関
XVIII.保護法違反に対する救済・責任・罰則
XIX.オプトアウトによる第三者提供
XX.匿名化情報等の取扱い

第3編GDPR関連ガイドライン・意見書・標準契約
I.ガイドライン・意見書・標準契約の概要
II.同意ガイドライン案
III.正当利益意見書
IV.従業員データ処理意見書
V.透明性ガイドライン案
VI.データ・ポータビリティーガイドライン
VII.自動意思決定およびプロファイリングガイドライン
VIII.個人データの処理委託に関する仏英ガイドラインと仏標準契約条項案
IX.個人データ侵害通知ガイドライン
X.データ保護影響評価(DPIA)ガイドライン
XI.データ保護監督者 (Data Protection Officer) (DPO)ガイドライン
XII.域外移転標準契約条項 (Standard Contractual Clauses) (SCC)
XIII.49条例外的域外移転ガイドライン案
XIV.主任監督機関 (Lead Supervisory Authority) ガイドライン
XV.制裁金ガイドライン

第4編GDPRコンプライアンス
I.日本に対する十分性認定
II.GDPR施行に向けたEUと加盟国レベルでの準備状況
III.GDPR適用の有無の再確認
IV.GDPRコンプライアンスの概要
V.DPO選任の要否判断と人選
VI.データ・マッピングの方法と内容
VII.GDPRの要求事項と現状との差異把握
VIII.GDPRコンプライアンスのための具体的対応
1.概 要
2.セキュリティーの見直し
3.処理の適法性(同意取得、正当利益等)の確認・確保
4.(EU域内での)処理委託契約
5.GDPR対応Privacy Notice/Policyの作成
6.データ主体のアクセス権その他権利への対応
7.企画・設計段階からの・標準設定でのデータ保護(by design and by default)
8.GDPRコンプライアンス規程(骨子案)
9.データ保護影響評価(DPIA)
10.域外移転のための標準契約条項(SCC)等の締結
11.クラウドサービスによる個人データ処理・域外移転

【本書の電子書籍としての利用方法】
本書は、AmazonのKindle Direct Publishing を利用し、電子書籍として作成されており、紙の本にはない以下のような特色・機能を有する。必要に応じ、これら電子書籍の機能を活用されたい。
 
(1).利用端末・パソコン・スマホ
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(2).文字拡大・選択機能
本書は、文字を任意のサイズに拡大して読むことができる。また、文字フォントも明朝、ゴシック等から選択可能である。その他、画面の明るさ、背景色(白、セピアおよび黒)および行間の調整・選択が可能である。
(3).脚注・Webサイトへのジャンプ機能
本書では読者の参考のため多数の脚注を付した。本書の本文中の脚注([5]等のように表示される)に指でタッチ(スマホ等の場合。パソコンの場合はクリック。以下同じ)すればその脚注にジャンプし脚注の内容を見ることができる。脚注には多くの場合WebサイトのURLが表示されているが、そのURLに指でタッチすればそのサイトのページを開いて見ることができ、読者は更なる調査や、本書の記述の正確性、適切さ等の検証を行うことができる。本文に戻るには脚注側の[5]等の表示に指でタッチすればよい。
(4).目次の表示・ジャンプ機能
本文のどこを読んでいるときでも、随時目次を表示することができ、表示された目次の任意の箇所(表紙、凡例、第5編・第1章I等)に指でタッチすればその箇所の最初の部分にジャンプできる。ある章を読んでいる時に他の章を読み、また、元の章に戻るというようなことが簡単にできる。
(5).本書中の言葉のサーチ(検索)機能
本書には索引はない。なぜなら、いつでも任意の言葉(例えば「GDPR」)をインプットしてその言葉を含むページを全て表示させ、かつ、その表示に指でタッチすれば希望のページにジャンプすることができるからである。
(6).「ブックマーク」(しおり)、「ハイライト」(マーキング)および「メモ」機能機能
本書を読むのを途中でやめて、再度Kindleを立ち上げた(起動した)場合、その最後に読んだページが表示されるが、他の気になるページを記録しておきたい場合は、「ブックマーク」(しおり)機能を使い、そのページをブックマークし(後で消去も可能)、いつでも、そのブックマークを表示させ、その表示に指でタッチしブックマークされたページにジャンプすることができる。
また、本文中の気になる箇所を選択し任意の色で「ハイライト」(マーキング)する機能(後で消去も可能)およびその選択した箇所について「メモ」を残す機能(後で消去、編集も可能)がある。
(7).パソコン・スマホ等の間での同期機能
例えば、自宅のパソコン上で読んでいた箇所(ページ)や、パソコンでしたブックマーク、ハイライト、メモ等は、他の端末(例えばスマホ)にも自動的に反映されている。従って、後で電車に乗った時に、スマホで、自宅のパソコン上でしたブックマーク等が付いたままで、すぐに続きを読むことができる。帰宅し再びパソコンで読むときも同様である。
(8).辞書参照、Google検索機能
例えば、本文中のある単語の意味や英訳を調べたい場合は、その単語を長押しすれば、国語辞書や英和辞書を参照しまたはGoogle等での検索結果を表示させることができる。

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