著者:ピーコックアンダーソン
ページ数:69

¥250¥0

この本はおよそ20000文字。そんなに多くありません。 集中して読めば2時間程度で読めてしまうかも知れません。 世の中にはプログラムの天才みたいな人がいて,ケントベックやマーチンファウラーなんかが「テスト駆動開発」とか「リファクタリング」なんていう,すばらしい本を世に送り出しています。 日本でもマイクロソフトMVPの方や,エバンジェリストの方などがすばらしい本を出されており,私も,よく読ませていただいています。 そんな感じで世の中にはいろんなテスト駆動開発の本がたくさんある中で,なぜあなたはこの本を読む必要があるのか? まず,天才たちの書いた本に比べて,確実にわかりやすい表現で書かれています。 天才たちの本は,天才であるがゆえに,難しい内容が多いです。 途中で挫折しそうになる本も何冊もありました。 私は,もともとミュージシャンをしていてプログラマーに転向したので,ズブズブの素人でした。その素人から,15年以上の歳月を経て,今では大手メーカーの製品開発部門でプロジェクトリーダーをしています。毎年入ってくる新人には教育を行い,毎日のようにコードレビューをして,どうすればわかりやすいコードがかけるかを指導しています。 そういう現場の声と,素人の気持ちのわかる私だからこそ,わかりやすい内容で本を執筆しています。 この本の中にある知識は,一冊5000円以上もする天才たちの書いた本を何冊も読み漁り,毎日10時間以上コーディングを何年もして,何年間もクレームを出さない,保守性の高いコードはどうやったらかけるのかを研究した内容をまとめたものです。 そんな感じの本がこの価格はかなりお買い得だと思います。 この知識を得るのに,お金と歳月をかけてきましたが,それをあなたは2時間で得ることができます。 ただテスト駆動は奥が深く,簡単に理解できるものではないと思います。 本気でテスト駆動を学びたいという方のみご購入ください。 はじめにより テスト駆動開発?テストコード? まったくわからない方にも画像を使いながら丁寧に解説します。 このテスト駆動開発を学べば,C#でよりよいアーキテクチャーでのコーディングが可能になり,保守性の高いコードが書けるようになります。 テストコードとは? テストコードとは,「ユニットテスト」と呼ばれるもので,プログラミングが正しいかどうかを検証するコードの事です。C#の開発環境では最近のVisual Studio2015などでは標準で使用できます。 プログラムに対してテストコードを記述しておけば,自動的にテストされ,OKかNGかを毎回教えてくれます。 何かの修正や機能追加でプログラムコードを変更したときに,不具合が混入すればすぐに発見することができます。 近年ではテストコードを記述するのは当然であり,テストコードのないプログラムは怖くて触れないコードという扱いになっています。 昔はVBなどで作成していたころは,そんなことは気にせずに,どんどんプログラミングしていましたが,今のスタンダードはできるだけテストコードでカバーされているプログラムを書くことがよい事とされています。 目次 はじめに C#でテストコードを書いてみる C#でのテスト駆動開発をする時の5つの手順と2つの勘違いとは? テスト駆動開発の2つの間違いと5つの手順 テスト駆動開発の勘違い1 テスト駆動開発の勘違い2 テスト駆動開発の推奨手順 テスト駆動開発での書き方実演 手順1 テストコードを書く 手順2 コンパイルエラーを取り除く 手順3「テストコードを失敗させる」 手順4 実装をする(レッドバーを取り除く) おさらい C#でファイルやデータベースとの処理部分をテストコードでカバーする方法 「テストしやすいコード」と「テストしにくいコード」とは? Mock(モック)を使う事でファイルやデータベースとの接続箇所のテストを実施する 変更1 ITextFile変数の追加 変更2 コンストラクタの追加 使い方 Mockの作成 実際の実装部分 まとめ

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