著者:高橋 和久
ページ数:237

¥538¥0

おかげさまで、ベンツ教授の「英語で読む短編小説」シリーズあわせて1500回ダウンロード突破!
読書の秋はミステリーの秋、新たな「知」にチャレンジしよう。

学生のみなさんへ!
<ベンツ教授より>
第6回目で学んだ、探偵小説に見られる定型を破る面白さを教えてくれるのが、G.K.チェスタトンのブラウン神父シリーズです。今回は、第1回目で読んだ「青い十字架」を再読します。古今東西さまざまな作家たちにも愛されたチェスタトンとブラウン神父の「人となり」を本文から見て行きましょう!

<高橋教授より>
わたしたちはこうした新鮮な目を失っていて、いつも自動化され視点で現実を見知ったものだと思い込んでいるけれども、実のところ現実はそれだけではない――チェスタトンを読んで、探偵小説の定型を破るだけでなく、わたしたちの定型化された視野も破ることができたら、きっと楽しいんじゃないかな、と思います。

<出版社より>
英国短編小説の世界へようこそ
海外小説がとにかく大好き。そして英語で読んでみたい ―。
「ベンツ教授の英語で読む短編小説」は、代表的な近代イギリス人作家の短編小説を、簡単な日本語解説を読んだあとに、原文で読み、読解を楽しむ本です。解説をしてくれるのは、フント大学、シャイなフレンチ・ブルドッグのベンツ教授。いったん覚えた味とにおいは忘れない、そんな教授の講義をお楽しみください。

第1回 G.K. チェスタトン「青い十字架」(「ストーリー」と「プロット」について)
第2回 E.M. フォースター「天国行きの乗合馬車」 (「二項対立」「幻想」について)
第3回 高橋教授の対訳つき「天国行きの乗合馬車」(日本語・英語対訳リンクつき)
第4回 コナン・ドイル「花婿失踪事件」(注釈付き)
第5回 コナン・ドイル「サセックスの吸血鬼」(注釈付き)
第6回 探偵小説の定型を探る 再読「サセックスの吸血鬼」
第7回 探偵小説の定型を破る 再読「青い十字架」

*****
ペットの教授や学生が大活躍?!「知は力なり!」シリーズは、各分野の専門家が解説してくれる新しいスタイルの入門書。
フント大学、ルーカス教授の「音楽教育エル・システマ」シリーズ、なつ教授の「霊長類学入門」シリーズ
カッツェン大学、シャムス教授の「考古学入門」シリーズ&むぎ教授の「Music for Peace」シリーズもよろしく!

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