もう古い常識には騙されない！8つの経済常識・新旧対照表: 第一集

経済常識の半分はもはや通用しない。そんな時代だ！！
本書は、新旧経済常識の移り変わりとその背景を、体系的に理解するための入門書！
2012年末から始まったアベノミクスは、旧来の経済常識の多くがいまや通用しないことをあぶり出す結果になりました。
日銀が金利を下げても、貸出は増えない。マネーをどれだけ供給しても、物価は上がらない。失業率が下がり、求人倍率がどれだけ改善しても賃金は上がらない。円安になっても輸出数量はほとんど増えない。だから国内生産は増えず、設備投資意欲も盛り上がらない。人々は物価が上がると思っても消費を急がない。だから景気が本格回復しない。つまり生活は楽はならない。
このように、最も基本的なレベルで、旧来の経済常識がことごとく覆ってきたのです。つまり、今までの常識では現実の動きを説明できないのです。
本書は、こうした経済を突き動かす最も基本的なメカニズムがどのように変化してきたのかを具体的なデータで検証しつつ、その背景を説明します。
旧来の常識を提示⇒その理由を振り返り⇒現実のデータ（グラフ)を観察し⇒新しい現象を説明するための新しい経済常識をお話しする、という順序で、新旧常識の交代劇を、できるだけ平易にお話ししていきます。
読者の方々を新しい常識にご案内するに際して、電子書籍ならではのリンク機能をフルに利用することは、これまでの私のkindle本と同じコンセプトです。今回は、ビデオ、アニメなどの動画へのリンクも試みてみました。
また、経済、金融の分野についてほとんど初心の方にでも容易に理解していただけるように、表現はあくまで平易に、専門用語はできるだけ使わないよう務めたつもりですが、果たしてどうでしょうか？
この第一集に続き、第二集、第三集も「近日公開！」です。
乞う、ご期待！

• もう古い常識には騙されない！: 8つの経済常識・新旧対照表: 第二集