著者:畔柳 修
ページ数:62

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人の話しを聴くという作業は、簡単なようで難しいものだと思われている方が多いようです。
積極的な聴き方をして効果をあげようとする場合、いくら積極的な聴き方の基本的理論がわかっていても、その時の聴き手の心構えが理論と食い違っていては何の意味もありません。もしそのような場合に積極的な聴き方をしても、それは表面的な技法に終わってしまい、何も効果を生みません。それどころか、話し手に表面的な関わりを見抜かれて不信をかってしまうか、そらぞらしい印象を与えてしまうことになります。
 最も大切な「心構え」は何かというと、それは相手を本当に尊重することだといえます。相手のもっている潜在的な価値を尊重する気持ち、つまり相手の人格を認め、相手の権利を考慮し、相手の自律能力を信頼するという精神、そのような精神を、「聴く」という実際の行動で示すことができてはじめて、効果のあげられる「聴き手」となれるのです。
そんな聴き方の心構えや基本をお伝えしたいと思います。

著者略歴

畔 柳 修 (くろやなぎ おさむ)

『ライフデザイン研究所』所長

大学卒業後、広告代理店、経営コンサルタント会社を経て『ライフデザイン研究所』を設立。
独立当初より、行動科学、Transactional Analysis、アサーティブ、ゲシュタルト療法、ポジティブ心理学、認知行動療法、ブリーフ・セラピー、システムズ・アプローチなどを精力的に学び、人材開発や組織開発に応用する。
ライフデザイン研究所では、「経営コンサルティング/組織開発」「人材開発/研修セミナー」「ストレスチェック/EAPメンタルヘルス」「キャリア&心理カウンセリング」の4つサービスを軸に『個人の輝きと職場の活性化』の実現に向けて、精力的に活動をしている。

お問い合わせ先:info@e-eap.com 『ライフデザイン研究所』http://e-eap.com 

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