著者:真田信秋
ページ数:58
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2000年10月に設立されたモノタロウは、わずか18年で1000億円規模という成長をとげている。国内売上成長率は部品製造販売のミスミを凌駕し、圧倒的な地位を構築しながら、常に新しい取り組みをどこよりも早く行っている。創業者の瀬戸氏が社長を退いてから、36歳の鈴木氏が社長に就任、300億円規模から1000億円規模への成長と利益改善を着実に行い、資材調達の業界を変革し続けている。本書は、業界経験者である筆者が、本業界の概要を説明しながら、ミスミとの比較も交えながら躍進を続けるモノタロウの強さの秘密を考察するものである。【2019年度のモノタロウ売上(12月決算)】・連結1314億円(前年比プラス20.0%)・単体1265億円(前年比プラス20.1%)【2019年のミスミ第三四半期売上(3月決算のため通年の数字未確定)】・2357億円(前年比マイナス5.6%)【現場の味方・モノタロウ プロユース、イーコマース市場を読み解く】□はじめに・モノタロウという侍□第一章 市場の概要・多段階商流が変化をして、イーコマースが現場を支える存在に・顧客に優しいネット販売の世界・メーカー、製造現場は在庫を持たないという事実・安定しつつある生態系・アマゾンは生態系を変えられない□第二章 モノタロウの快進撃・国内市場における圧倒的な成長 ・高いPB品比率と、販管費の継続的低減□第三章 ミスミって何?・小さな面白い会社から大きな面白くない会社への変遷・高い離職率による新陳代謝・商社として、割り切れない心情□第三章 モノタロウの魅力・なぜ、モノタロウは面白いか・早くて柔軟な思考と行動様式 □おわりに・強い企業は情報を開示している
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