著者:夢野 ツヅキ
ページ数:19
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よく、主力選手をみるとかならずと言っていいほど親が家でも指導して付きっ切りで頑張っている家庭が多いことに気づきます。イチロー選手は少年時代に親子で頑張った結果あそこまでの選手になったことは有名なお話ですが。その他プロ野球選手、サッカー選手、水泳、陸上など様々なスポーツで活躍した方の少年時代を振り返るとご両親との練習やサポートが紹介されています。成功した時のインタビューで必ず両親や育ててもらった指導者に感謝する旨を伝えていることからもある程度のレベルまでは親が導き、教えてあげる。経験者でなくても小学生レベルなら半年も勉強して身体を動かせば教えられるくらいになりますし実際そうして育てられた親御さんも多いと聞きます。
外での練習では厳しく指導されている場合が多いので家での指導はとにかくほめる。「ナイスバッティング」、「そうそうそう」「うまくなったね」「次打てるよ」などとにかくほめて練習しましょう。きっと子供はうれしくて翌日もまたやろうと誘ってくるはずです。そうなればどんどん上達しますし親子のきずなも強まります。「天才は親がつくる」というと語弊があるかもしれませんが、天才とはもって生まれた能力にプラス「努力できる才能」が備わった人だと私はおもいます。
どんなに才能がある人でも、その分野で活躍できる舞台まで導いてくれる人がなく、またその期待に応えるだけの努力ができなければ埋もれてしまします。どれだけの才能が埋もれているのかは想像もつきません。ですから子供が何かに興味を持ちだしたら少しでもその能力を伸ばせる環境を見つけて判断してあげるのは親の役目です。
努力できる才能は親と周りの環境が整えば自然と身についていきます。「努力できる才能」を開花させてあげるのも親の重要な役割だと思います。
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