著者:野村 克也
ページ数:194
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その教え方が、選手を潰す!
「投球制限」に過敏になるな
“褒める”教え、一辺倒への違和感
抽象的なアドバイスは百害あって一利なし
【目次】
序章 間違いだらけの“褒める指導法”
今、「褒める指導者」が増えている! への違和感
「叱る」にもさまざまな方法がある
第1章 指導者が果たすべき役割とは
「愛のムチ」は殴ることではない。対話である。
どんな状況下においても、指導者は全力で選手を教えなくてはならない
指導者だからこそ、常に己を磨き続ける責任がある
「甲子園の優勝投手」の多くがプロで大成せず――選手は過去の栄光を捨てよ
不振の選手に「指導者がかけてあげるべき言葉」
第2章 アマチュア指導者に伝えるべき技術
「基礎」「基本」「応用」の段階で技術を身につけていくこと
どんなに有望な選手でも「基礎」から入ることでハイレベルな選手になる
捕手に必要な「5つの能力」とは
探求心を養うことで、野球はさらにうまくなる
打撃向上で必要な「バット選び」と「素振り」
第3章 選手をダメにする指導者
抽象的なアドバイスは、百害あって一利なし
最も大切な「言葉をアレンジする力」
結果論で叱るのは絶対にご法度
人は「育てるもの」ではなく、「育っていくもの」だ
指導者は特訓の意味をはき違えてはならない
第4章 その失敗は何度まで許すべきか
「待つ」姿勢も大切 指導者は選手に対するアドバイスを
指導者が指摘して変わらない選手、変わる選手の末路
失敗を「失敗である」と正しく指摘できることも指導者の務め
「全責任はオレがとる」と指導者が腹を括れば、選手は伸び伸びプレーできる第5章 凡人が天才に勝つために必要なこと
努力する方向性は絶対に間違えるな
テーマのない練習は全く意味がない
勝ち試合のなかでもしっかり反省するポイントを見つけよ
技術的な限界がきたら、さらに超える努力をせよ
得意なものだけでなく、苦手なものにも取り組ませるようにするのも指導者の務め
第6章 「勝ちに不思議な勝ちあり」は必ず存在する
どんな「勝利」も分析することで未来が変わる
模範がいることで「勝って当然のチーム」が誕生する
監督として「長嶋巨人」が怖くなかったワケ
あまりにも正統派すぎた王の野球
エースと本音の会話をどれだけできるかも重要
監督は試合中に喜怒哀楽を出すものではない
ミスをどう反省し、生かすかはリーダー次第
第7章 組織で生かすために必要な個の力
その道を極めた者は独特の感性を持っている
脇役を生かしてこそ「勝てるチーム」が作れる
天才型の選手は「感性をくすぐってあげる」ことが大切
「ユーモア」も劣勢のときには必要だ
代打の成功率を上げるための思考法
タイブレーク制度についてモノ申す
「投手の球数制限」に過敏になりすぎるな
終章 「感謝の心」を持つことで、野球の技術は上達する
私が「感謝の気持ち」を持つのが大切だと説くワケ
「家族を大切に思う気持ち」はチーム愛にもつながっていく
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