著者:奥村 嘉之
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ワインリテラシーとはワインを飲み、そして解釈する能力のことです。
それがなければ、ワインの価値はわかりません。

ワインの価値がわからなかったら、損することもあるでしょう。レストランで迷うこともあるでしょう。

しかしソムリエの評価や値段がワインの価値なのでしょうか。

そういった人に向けて、自分主観の価値軸をもつことを勧めた本を書きました。

ワインの業界人は主観で評価することは許されません。
多くのテイスティング用の教本も業界人向けに書かれています。
彼らの評価は世間的には正しいでしょう。
けれどそれが個人にとって美味しいと感じるかは別の話です。

我々消費者が飲むワインは決して客観的なクオリティで評価するべきではないのです。
1人1人がスキかキライか。

ただそれだけなのです。

目次
第1章 はじめに
     なぜ今ワインリテラシーなのか
     ワインはなぜ難しいのか
     ワインをどうとらえるか
第2章 リテラシーを手に入れる
     ワインへの入り口
     専門用語の存在意義
     ワインを評価する
      ステップ1:スキかキライか
      ステップ2:分類を表現する
      ステップ3:ワインを楽しむ
      ステップ4:主観で値札をつける
第3章 テイスティングの型
     テイスティングの型:JSA方式
     テイスティングの型:WSET方式
     テイスティングの型:ミックスオリジナル
    アロマホイール
    ワインを楽しむその先へ
第4章 あとがき

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