【無料で読める】２０２２年アキュフェーズ「Ｔ－１２００」ＦＭエアチェックと外部ＤＡＣで聴く本［２０２２年版］

　本著に興味を持って頂き誠にありがとうございます。はじめは、ＦＭエアチェック全般に関しての著作にしようかと思ったのですが、いかんせん新品で売られているＦＭチューナー自体が種類が少なすぎまして、中古のＦＭチューナーも紹介できるような本にすれば良かったのかも知れませんが、そうなると今度は筆者が中古でＦＭチューナーを片っ端から買い込んで、使い込んで試してみる、という作業が必要になるため、あまりにも現実的では無いので、ＦＭチューナーはアキュフェーズのモデルに的を絞って紹介する事にしました。
　が、しかし、本著を執筆した目的はＦＭラジオ放送の良さの再確認と、アキュフェーズのＴ－１２００というＦＭチューナーの素晴らしさ。および、Ｔ－１２００に外部ＤＡＣを繋ぐ事による、さらなる高音質の追及、などを目的としています。
　ＦＭラジオと言うと、今の時代「ＦＭラジオのＡＭ化」が云われていまして、ＦＭラジオなのにミュージシャンのトークばかり流している、という「欠点」も指摘されてはおりますが、ＡＭラジオがワイドＦＭ化されたことも鑑みると、それは自然な流れではないかと思います。
　本著の中で再三書いている事ではありますが、特筆すべきは、「ＮＨＫ－ＦＭのコンテンツの素晴らしさ」がＦＭ放送を聴くうえでの醍醐味と言えるのではないでしょうか。
　ＮＨＫ－ＦＭがビシッと聴けますと、掛かっているソースが、ＬＰなのか、ＣＤなのか、はたまた生放送なのか、といった事による音質の違いが如実に判ります。
　なんか、アキュフェーズのＴ－１２００とＮＨＫ－ＦＭばかり持ち上げる著作になりそうですが、他の方面にも枝葉を張って書き進めておりますので、ＦＭラジオがお好きなかたには喜んで読んで頂けるのではないかと思います。
　また、ＦＭラジオにご興味が無いというかたにも、ＦＭラジオにご興味を持って頂けるように書いたつもりです。
　いわゆる「アキュフェーズ信者」のかたにはバイブルになると言っては自画自賛しすぎでしょうか。
　とにかく、本著によりＦＭラジオの素晴らしさが少しでも伝わればこれほど嬉しい事はありません。一人でも多くのかたにＦＭラジオの楽しさを知って頂ければ、と思います。

２０２２年１０月
木之本レール

注）本著は２０１９年に執筆した電子書籍に加筆修正したものです。なお筆者のペンネームは２０２２年７月より「木之本レエル」から「木之本レール」に改名しております。ご了承ください。

以下「あとがき」より

　本著をお読み頂き誠にありがとうございました。拙著は２０１９年１月にアマゾンのキンドルストアで出版しました「２０１９年アキュフェーズ「Ｔ－１２００」ＦＭエアチェックと外部ＤＡＣで聴く本」のアップデート版の、２０２２年最新版です。大幅に改訂を加えましたので、全くの新著としてお読み頂けるかと存じます。
　筆者が１０代の終わりの頃にバイブルとして読んでいた「カセットデッキとＦＭエアチェックの本‘８７」（１９８７年発行）という本を参考文献としました。出版社は株式会社共同通信社です。
　いわゆるバブルの時代には日本のオーディオメーカーは世界一のオーディオ機器を作っていまして、日本人の趣味嗜好もオーディオでありました。そんなオーディオバブル期から３０年くらい。現在のオーディオメーカーは何処も元気がなく、オーディオを趣味とするかたも激減してしまいました。
　特にＦＭラジオの素晴らしさを認知されているかたは、絶滅危惧種的な人々と言っても過言ではなく、本当にＦＭラジオへの過小評価が目立つと思います。
　しかし、アキュフェーズであるとか、まだまだＦＭラジオの素晴らしさを伝えたいメーカーさんがある事も事実ですので、どうか、皆さまにＦＭラジオの素晴らしさが、一片でも伝われば幸いです。
　また、本著では、外部ＤＡＣにエソテリックのＤ－０５Ｘが出てきましたが、この外部ＤＡＣをエソテリックのＮ－０５ＸＤに置き換えて鑑賞してみるのも宜しいかと思います。
　もっともっとオーディオの素晴らしさが広がり、再び、ＦＭラジオの感動を皆さまが体感できますようにと願い本著を閉じたいと思います。
　ありがとうございました。

２０２２年１０月
木之本レール

注）本著は２０１９年に出版した電子書籍の原稿に大幅に改訂を加えたものです。また、筆者のペンネームも、木之本レエルから、木之本レールに改名しております。ご了承ください。