著者:李洙任
ページ数:70

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大学教育では「コミュニケーション力」がこの10年ほど大きく取り上げられ、発表能力、いわゆるプリゼンテーション力の向上のために少人数教育の重要性が社会からまた企業から要求されるようになった。ところが日本の場合、就職活動のためのコミュニケーション力に終始した感がある。この不安定なグローバル時代を乗り切るには、日本の大学教育は教育の本質に戻るべきと考え、本著は「アジアの未来を考える」をテーマにTeam Based Learningと呼ばれる学習方法を説明した学生用教材である。TBLの利点は、以下の3点に集約できる。
①大人数教室でも学生と教員が協働できる力を高めることができる、
② 学生が他学生と協働することを介して創出力がいかに大切かを学ぶ。
③テストやクイズは基礎知識の確認や習得を目指す学びのプロセスであることを学ぶ。

グローバル時代は言い換えれば世界の新秩序が構築される時代で、特に東アジア地域の変化は凄まじい。グローバル時代は言い換えれば世界の新秩序が構築される時代である。表面的な知識だけ持ちえていては情報操作が容易になされる。史実とは自分が責任をもって作り上げていくもの、という自覚をどの程度まで学生たちが認識できるかを目標とし、フェイクニュースに感化されない判断力を育成することを目指した教材である。

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