著者:Gun Professionals編集部
¥1,320¥0

・スプリングフィールドアーモリーXD V10 Ported カスタムポリマーフレームハンドガンXDシリーズは、現在ではスプリングフィールドアーモリーの主力モデルに発展した。XDの進化型や派生型が数多く存在する中で、独特の魅力を持つモデルがV10ポーテッドだ。V字に噴出すマズルフラッシュは、マズルライズをコントロールし、PRP製トリガーキットと組み合わせることで、この銃の速射性能を大きく高めている。・NRA年次展示会2019 National Rifle Associationの年次展示会は、一般消費者が来場できる米国最大の銃器見本市だ。ブースの数や床面積では年始に開催されるSHOT SHOWに及ばないが、来場者数でははるかに上回る。またSHOT SHOWに参加していないメーカーもNRA年次展示会には参加しているケースも少なくない。・ワルサーPPK/S  中型DAオートのマスターピースモーゼルHSc、HK4、ベレッタ84、SIG P230….380ACPを撃つ往年の中型ダブルアクションオートはどれも過去の銃になってしまった。唯一、PPKとPPK/Sだけが生き残っている。ストライカーファイアとショートリコイルを組み込んだ現代のコンパクトオートは、軽くて撃ちやすい。うっかりするとPPKサイズでありながら9mmパラ仕様だったりするのだ。時代は変わった…それでもやっぱり往年のPPKとPPK/Sには魅力がある。・ライフルダイナミクス RD701 モダナイズドAKの頂点AKプラットフォームのライフルは東側諸国や中国等多くの国で量産され、世界でもっとも数多く作られた軍用ライフルとなっている。その総生産数は1億挺以上に上る。70年も前に基本デザインがおこなわれたライフルだが、モダナイズド加工を加えることで、その操作性、拡張性は大幅に改善される。今回、ご紹介するライフルダイナミクスは2007年以降、AKのモダナイズド化で高く評価され続けたAKビルダーだ。・銃器製造技術 その進化 素材および加工法銃がお好きな皆さんでも、銃がどのように作られているのかについては、あまりご存じないのではないかと思う。CNCマシンが稼働して、コンピュータ制御でパーツを削り出しているのは、ここ30年ぐらいの話だ。それ以前の、いわゆるクラシックマスターピースと呼ばれるような銃は、旋盤やフライス盤を駆使して、人力で作られてきた。今回はそんな銃器を構成する素材、およびその加工法の進化について解説する。・パワー カスタム グランドマスターリボルバー?70年代から80年代の中頃まで、リボルバーへの注目度は非常に高かった。アメリカのポリスオフィサーのほとんどがリボルバーを装備し、PPCマッチやビアンキカップでは様々なカスタムリボルバーが使われた。リボルバーのガンスミスも多く、それぞれ独自のデザインを競っていた。そんなガンスミスの中でも、レジェンド(偉大な功績をあげた人物)と呼ばれたのが、ロン・パワー氏だ。彼の作った“Grand Masterモデルは、当時最高のカスタムリボルバーだったと言える。・WBK バッフェンボーゼ カッセル2019春 アンティークガンショー 床井雅美/神保照史今回は最近のガンプロ誌ではほとんど登場しないアンティークな銃を中心にご紹介する。読者の皆さんが興味を持たれる対象は、現用の銃器なのかもしれないが、たまにはこのような古い時代の銃にも目を向けてみてはいかがだろうか。・ザァスタヴァM53 ユーゴスラビアのMG42ローラーロッキングのリコイルオペレーテッドを最初に量産展開したのは、ドイツのMG42だった。途轍もない回転速度で7.92mm弾を撃ち出すその銃に、多くの連合軍兵士は恐怖を感じただろう。第二次大戦に敗れたドイツは、戦後補償としてユーゴスラビアにMG42の生産設備一式を引き渡し、ユーゴスラビアはそれを活用、M53として生産した。自国防衛のために生産配備されたM53だったが、その最後はユーゴスラビアが崩壊していく過程で自国民同士の紛争に投入されるという悲しい歴史を辿った…※本書籍は電子版につき、紙本版とは一部掲載記事の異なる場合がございます。

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