著者:山崎理恵
ページ数:159
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気がつかないうちに、母親の言葉が入りこんで人生をコントロールします。
ここを解消すると、ビジネスもプライベートも驚くくらい良くなります。
【プロローグ】
あなたはなぜそんなに、生きづらいの? 母親からのいじめ?
この本を手に取っていただき、ありがとうございます。
「なんだか生きづらいあなたへ」というタイトルを選んでくださったあなたは、生きづらい毎日を送ってこられたでしょう。
私自身も、子どもの頃から長い間、生きづらい毎日を送っていました。
そして現在、心理カウンセラーの私のもとには、ほぼ毎日、生きづらい方がいらっしゃいます。
人の目が怖い。
いつもダメンズとばかりつきあってしまう。
上司のモラハラ。
従業員をうまく扱えない。
結婚できない。
夫に離婚をつきつけられている。
夫のDVに悩んでいる。
ママ友に仲間はずれにされている。
子どもがいじめられている。
子どもが不登校。
子どもがリストカットを繰り返す。
うつ病。
様ざまな理由で来られますが、その大もとの原因は、70%以上が同じです。
いえ、80%以上といってもいいです。
あらわれる事象は様ざまでも、大もとは同じです。
そうです、タイトルの「おかあさん、わたしを愛して」という欲求が消化されていません。
愛されなかった、という心の傷を抱えています。
「いい大人なのに、80%以上が母親に愛されなかったっていう欲求不満が原因ですって?」
そう思いますよね。
けれど実際、様々な生きづらさの80%以上が、根本をたどっていくとそこに原因があります。
「母親がちゃんと愛さなかったっていうの?
何でもかんでも母親のせいにされたら、たまらないわ。
忙しいなか、一生懸命育児してるのよ」
そうですよね。
子育ては、両親の責任です。
けれど今の日本では、母親が子育てにおいて大きな比重を占めています。
そんななか若い母親は、子育ての他にパートや社員として仕事までこなしています。
さらに現代社会では、大人の間でもいじめが蔓延(まんえん)しています。
ママ友やPTA、近所づきあい、自治会、職場でのいじめによるストレスが、子育て中の若い母親にかかってくるのです。
大きすぎるストレスのうっぷんが、そばにいる弱い者に向けられてしまっても不思議ではありません。
「え? ちょっと待って。
ちゃんと愛さなかったどころか、母親が子どもをいじめたって言うの?
聞き捨てならないわ」
いじめようと思っていじめる母親は、ほとんどいません。
けれど、ストレスが大きすぎるなかでのワンオペ育児に近い育児。
近くにいる弱い者についつい八つ当たりしてしまうことは、人間なら誰でもあります。
私もありました。
そして母親自身も子どもの頃、その母親のストレスのうっぷんを向けられてきた場合が多いのです。
それをしつけだと思い、自分の子どもにもやってしまいます。
あるいは、いけないことだとわかっていても、止められません。
赤ん坊にとって、生まれてきた家が世界のルールになります。
一緒に過ごす母親がどんな人なのかによって、毎日が変わってしまいます。
ほがらかなお母さんだったら、子どもは笑顔のなかで育ちます。
世界は、笑顔のあふれる安心の世界になります。
心配性なお母さんだったら、子どもは心配のなかで育ちます。
世界は、心配なことだらけの世界になります。
怒りに満ちたお母さんだったら、子どもは怒りのなかで育ちます。
世界は、いつ怒りがとんでくるかわからない恐ろしい世界になります。
簡単に3種類を出しましたが、実際のお母さんはもっと複雑です。
あなたのお母さんは、どんな人だったでしょう。
そのなかで、あなたはどんなふうに育てられたでしょう。
現代日本のなかで、ほがらかなお母さんはどんどん減っています。
「確かに問題はあったけど、もう大人だから関係ないわ」
そう思うでしょうか。
けれど、子どもの頃にできあがった思考のクセは、大人になってもずっと続いてしまいます。
何度も何度も使った脳神経回路は、年とともに太くなっていくのです。
大人になって外の世界に出ても、同じ脳神経回路を使ってしまいます。
思考のクセが出てしまいます。
それが、あなたの毎日がなんだか生きづらいことの大もとの原因です。
本文では、実例を小説風に書いて見ていきます。
モデルとなったお2人のクライアントさんたちには、ご許可をいただいています。
というより、クライアントさんお2人から、本の題材として使ってくださいとご提案いただきました。
「同じように苦しんでいる人がたくさんいると思うから、少しでも役に立ちたい」
クライアントさんたちが特定されないよう、そして読み物としておもしろく読めるよう、設定を変え脚色しています。
物語として「おもしろい」要素があればあるほど、読む人の心を開かせ、潜在意識に入っていきやすいからです。
カウンセリングでは、似たような状況がよくあります。
「私のことが勝手に書かれている」と、思われることがあるかもしれません。
あなたの事例ではないので、ご安心ください。
現在の日本では、98%以上の方が生きづらさのなかで苦しんでいます。
ほぼ毎日カウンセリングを行うなかで、私はそう実感しています。
そして、生きづらい者同士が、お互いの生きづらさを相手に何とかしてもらおうとして、お互いに傷つけあっています。
そんな状況が、あちこちで見られます。
そこに生まれる子どもたちもまた、生きづらい世界に巻きこまれていきます。
その悪循環をなんとか断ち切りたい。そう思い、微力ながら私は活動しています。
こうして本にすることも、その活動の1つです。
この本には、母親からのいじめが起きる理由と、生きづらさの解決方法を書きました。
日本の生きづらさの問題は根が深く、バリエーションも豊富です。
1冊では書き切れませんが、大筋のところは書けたと自負しています。
この本を読んで、あなたが少しでも生きづらさから解放されることを、心からお祈りしています。
ぜひ、何回も読んでみてください。
人の脳は、自分が理解できる範囲でしか理解できないようになっています。
思考のクセがついたままでわかったつもりになるのは、危険です。
1回読んだ時にはわからなかったものが、2回、3回、4回と読むうちに、潜在意識のなかにまで浸透していきます。
心理カウンセラー・心理研究家
WEB経営コンサルタント
作家・コピーライター
出版&集客プロデューサー
WORDS c. Life Change アカデミー学長
合計12年学習塾経営を成功させる
【目次】
プロローグ あなたはなぜ、そんなに生きづらいの? 母親からのいじめ?
第1章夫から離婚届けをつきつけられている 35歳
1,私は完璧にやってきたのに
2,夫が帰ってこない
3,楽だけれど人生が変わらないカウンセリングと、辛いけれど人生が変わるカウンセリング、どちらを選びますか?
4,母親が子どもをいじめることは多い
第2章 完璧なはずなのに子どもが不登校、自分はうつ病に 44歳
1,勝ち組から負け組に?
2,「失敗作ね」という母の言葉
3,バンドエイドを貼ってごまかすカウンセリングと、もとから大手術するカウンセリング、どちらを選びますか?
4,母親は「あなたのために」と子どもをいじめる
5,襲ってくる罪悪感、恐怖
6,感情のたまりをなくす、思考の歪み(ゆがみ)を直す
①感情のたまりをなくす
②思考の歪みを直す
7,覚悟を決め、お母さんの声を追い出す
「黙れ、クソばばあ!」
第3章 何もないままで、今幸せを感じよう
1,母親からの脱却
2,やり方のまとめ
①思考の歪みを知る
②たまっている感情をなくす
③現在感じる感情は母親のものじゃないか、1つ1つ確認し、母親か天に返していく
④母親の言葉、不安、恐れではないか、の質問集
3,エネルギーを補給する
天からエネルギーをもらう
よどんだ気(エネルギー)をめぐらす~ダンスを踊る
『友だちは1番の敵! プロのカウンセラーが教えるフレネミー対策』から転載
エピローグ 次世代につなげる生き方をしよう
【関連語句】ユング、集合的無意識、エネルギー、愛情不足、臨床心理学、認知行動療法、心理療法、行動療法、発達心理学、大脳生理学、脳科学、コーチング、NLP、カウンセリング、ストレス、人格障害、うつ病、心身症、パーソナリティ障害、PTSD、神経症、パニック障害、精神障害、ミラーニューロン、離婚
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