著者:ディスカバー・ジャパン編集部
ページ数:214
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近年、発酵食の存在が見直されていますが、発酵は、トレンドでも単なる食のジャンルでもありません。発酵とは、古来日本に続く食文化であり、全国に多種多様な発酵文化が引き継がれています。日本は世界に名だたる発酵王国。発酵なくして和食は語れないのです。
たとえば味噌や醤油、味醂や納豆、漬物、酒、茶など……、あなたの身近なアレもコレもぜーんぶ発酵だと知っていましたか? そのほか、へしこやくさや、柿の葉寿司など、その枠に収まらない発酵食品も存在します。
そもそも発酵とは、目に見えない微生物の働きによって食物などが分解され、人にとって有益になる成分に変化すること。普段、誰もが使っている食材は、微生物がもたらす自然からの恵み。あらゆる食品が発酵の力を借りてつくられているのです。
本特集では、発酵の存在が身近になっているいま、あらためて発酵食に注目しました。発酵という観点から調味料や食材を掘り上げていくと、そこには日本の食文化の原点が見えてきました。
なぜ調味料は地域によって味わいが異なるのか、なぜ世界で活躍する一流の料理人らが発酵に注目しているのか。
小誌を通して、古来伝承される発酵食の魅力、そこから垣間見える日本人の美意識までお届けします。
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