【無料で読める】意外と難関！英語ができない投資家のための海外投資戦略

日本の法制度にも問題がありますが、日本の個人投資家たちの海外での資産運用を阻んでいる最大の難関と言えば、間違いなく英語です。言葉の壁に直面して、海外での資産運用を諦めているという個人投資家が数多くいます。

世界情勢が不安定で、中東でも極東アジアでも中南米でも東欧でも、世界各地で戦争の火種がくすぶり続けている現在、マネーロンダリング対策の一環として金融機関の審査が厳しくなってきています。

既存の金融ネットワークに戦いを挑んでいたはずの仮想通貨でさえ、いつの間にか証券取引所や銀行などと同じレベルの審査基準を設けるようになり、日本人が英語を話せないことを理由に口座開設を断られる状況が続いています。

本書では、具体的な海外の金融機関での口座開設方法ではなく、一般的に海外で金融機関に口座開設をする上で求められる書類や、口座開設時に聞かれる質問などについての情報をまとめています。

本来であれば個別の金融機関ごとの口座開設マニュアルを用意するのが適切なのですが、オンラインでの投資が主流となっている今、全ての金融機関ごとの個別のマニュアルを作るには膨大な時間が必要になりますので、まずは一般的な項目について、本書に情報をまとめさせていただきます。