著者:松尾光治
ページ数:271
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【メリット1】楽しみながら読める。楽しいから続けられる。
【メリット2】 読めているかいないかの基準がはっきりしている。 何がオカシイのか分からなければ、十分に理解できていないことが自分で分かります。
【メリット3】自然な口語の語彙と構文が身につく。 ジョークに使われる語彙や構文はネイティブにとっては、まさに普段着の言葉。 話し言葉と、ややカジュアル目の書き言葉を駆使した文章ばかり。 日本の学校英語やTOEIC、英検等の資格テストでは見かけなくても、 現実の世界では大活躍する表現や語彙に、たくさん出会うことができます。
【メリット4】英語ネイティブ達のユーモア感覚が体得できる。 日本人と英語ネイティブのユーモア感覚の大きな違いの一つは、英語のユーモアには、 日本で言う「ボケ」はあっても「ツッコミ」がないこと。 ジョークにおいても、読み手はオチの部分で少しだけ頭を捻って、 何がオカシイのか納得して笑うことになります。 ネイティブ達のそうした笑いの仕組みが分かってくると、 彼らのユーモアに素早く反応できるようになるし、 英語圏のテレビドラマ等のユーモアにもついていけるようになります。
★本シリーズの特長★
楽しく効率良く読書量を増やせるように次のような点に配慮しています。
●[語彙リスト]は、目安として英検2級以上、TOEIC 550点程度以上の語彙はリストアップ。 多読ではいちいち辞書を引かずに英語のまま「直読直解」するのが基本ですが、 語彙リストを効果的に活用することで進歩が加速します。 (Kindleの辞書機能だと語彙の全ての意味が表示されてしまい、 また、口語英語で大活躍する句動詞が調べにくいという欠点があります。)
●[日本語訳]は意訳ではなく、なるべく英文理解の助けとなるような訳し方。 そのため日本語としては不自然な場合もあります。 もし本シリーズを「瞬間英作文」等のアウトプット訓練にも使う場合、 元の英語を思い出しやすい日本語訳なので助けになります。
●[解説]では、そのジョークのポイント、オチが分かりにくそうな場合に説明を加えてあります。
★このVol.2のサンプル★
以下の各ジョークカテゴリーからそれぞれ30個強のジョークを紹介。 (本シリーズ導入編であるVol.1の内容との重複はありません。) Marriage Jokes (結婚のジョーク) Family Jokes (家族のジョーク) Blonde Jokes (ブロンド・ジョーク) Work Jokes (仕事のジョーク)
【ジョークのサンプル】
Jack was living in Arizona during a heat wave when the following took place. “It’s just too hot to wear clothes today,” complained Jack as he stepped out of the shower. “Honey, what do you think the neighbors would think if I mowed the lawn like this?” His wife replied. “Probably that I married you for your money.”
maw the lawn 芝生を刈る
for your money おカネ目当てで [日本語訳] ジャックが猛暑の続く中、アリゾナに住んでいた時、こんなことがあった。 「今日は暑すぎて、服なんか着てられない」と、シャワーから出てきたジャックがこぼした。「なあ、おまえ、僕がこの格好で(=裸で)芝刈りしたなら、ご近所の人がどう思うだろうかね?」 彼の妻が答えた。「たぶん、私がおカネ目当てであなたと結婚したんだと思うわね」 [解説] 夫は裸を他人に見せられるような体つきではない。妻は、そんな男と結婚した自分はカネ目当てだったのだろうと隣人たちから勘繰られてしまうと夫をからかっている。
A mother is preparing pancakes for her sons, Kevin, five, and Ryan, three. The boys begin to argue over who gets the first pancake and their mother sees the opportunity for a moral lesson. “If Jesus were sitting here,” she says, “he would say, ‘Let my brother have the first pancake. I can wait.’” Kevin turns to his brother and says, “Okay, Ryan. You be Jesus.”
[語彙] moral lesson(道徳的)教訓 [日本語訳] ある母親が、息子たちのためにパンケーキを作っていた。5歳のケビンと、3歳のライアンだ。子供たちが最初のパンケーキをどちらがとるかで口論を始め、母親は道徳的教訓を与えるいい機会だと思った。 「もしイエス様がここにいたら」と彼女は言った。「こう言うわよ。『わが兄弟に最初のパンケーキをとらせよ。私は待つことができる』ってね」 ケビンは弟のほうを見て言った。「わかったよ、ライアン。おまえがイエス様になれ」 [解説] 母親の話を聞いて、イエスを見習って最初のパンケーキを譲り合うかと思ったら、長男はイエスの座を弟に押し付け、自分が先に食べようとした。
A truck driver was asked about the food at a certain truck stop along his busy route. “The food is terrible there,” he said. “The mashed potatoes are watery, the green beans are tasteless, the roast beef is tough, the apple pie crust is limp and leathery, and the coffee tastes like dishwater. But worst of all, they serve such small portions.”
[語彙] truck stop トラック用サービスエリアapple pie crust アップルパイの皮
limp グニャとしている
leathery 革のような
dishwater 皿を洗ったあとの汚れ水 ■コーヒーが薄くてマズイ様子。
portion 一人分の量、一人前 [日本語訳] あるトラック運転手が、交通量の多いルート沿いの、とあるトラック用サービスエリアの食べ物について聞かれた。 「あそこの食べ物はひどいぜ」と彼は言った。「マッシュポテトは水っぽい、インゲン豆は味がない、ローストビーフは硬いし、アップルパイの皮はぐにゃぐにゃで革みたいだし、コーヒーは皿を洗った水みたいな味だ。だが最悪なのはだな、一人分の量がすごく少ないってことさ」 [解説] 料理の質に文句を言っておきながら、量も少ないとこぼしている。
■編・訳者プロフィール■
松尾光治(まつお こうじ): 元大手英会話スクールニューヨーク校の講師・教務主任。元通訳・映像翻訳者。 1989年より米国在住。日本の英語教育から大きく抜け落ちているが、英語ネイティブとの 効率よい、より深いコミュニケーションには不可欠な要素をカバーする教材を開発、 主にネットで販売・学習サポートを行なっている。英語圏、特に米国の在留邦人の プレゼンス増大への貢献を目指している。
シリーズ一覧
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