著者:とくな のぞみ
ページ数:195
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本作『鳥の詩』は、旧作『王女の押印』改訂版(4部作)の【第4巻】です。
本作は【3章】で構成されています。◆1.第13章 敵と味方の分水嶺・再び。◆2.第14章 卵生神話。◆3.第15章 鳥の詩(うた)。です。
もともとの出発点は、ロシア昔話『銅の国・銀の国・金の国』に登場する【金の卵】に興味を持ったことだったのですが、この【卵生神話】の中心が、どうやら【モンゴル・トルコ】等の【中央アジア】にあるらしいことがわかり、ページ数がどんどん増えてしまいました。【遊牧騎馬民族】というのも興味深いですね。
あと、『レオナルド・ダ・ヴィンチの幼年時代の一記憶』というフロイト論文から、中野京子氏の解説文へ、さらに【洗礼者ヨハネ・2人格仮説】という、筆者の【トンデモ論文】を通過すれば、最後の【敵】オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』を残すのみ。というか、本シリーズの陰のお楽しみ、とくなのぞみの【小説家のまねごとシリーズ・第4弾】が、この『サロメ』でした。オスカー・ワイルドのおどろおどろしさを極力排除し、歴史物語風にまとめることができました。
念のために、とくなのぞみの【小説家のまねごとシリーズ】は、以下の【4作品】です。◇1.三本の矢。◇2.モノサンダロス。◇3.ガウェイン卿と緑の騎士。◇4.サロメ。
本作をもって、ひとまず筆を置こうと思います。長くのご愛読、本当にありがとうございました。
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