著者:堀内 規生
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「ブラインドマラソンの伴走とは、教科書を忘れてきた隣の席の友達に教科書を見せてあげること」。
趣味として何気なく始めたマラソンを続けるうちに、国際大会に出場するレベルの選手の伴走者となった堀内規生氏。
自身の生い立ちや伴走を始めるきっかけ、国際大会での経験、障害者スポーツへの想いをお伝えします。
障害者スポーツや障害者の社会参画に興味のある方、マラソンや視覚障害者マラソンが好きな方に是非お読みいただきたい一冊です。
趣味として何気なく始めたマラソンを続けるうちに、国際大会に出場するレベルの選手の伴走者となった堀内規生氏。
自身の生い立ちや伴走を始めるきっかけ、国際大会での経験、障害者スポーツへの想いをお伝えします。
障害者スポーツや障害者の社会参画に興味のある方、マラソンや視覚障害者マラソンが好きな方に是非お読みいただきたい一冊です。
目が不自由でかわいそう、走るのが大変そうという同情観で伴走をしているわけではなく、マラソン仲間・友人がたまたま目が不自由だっただけのことであり、その不自由な部分を伴走という競技の伴走者(キャッチャー)というポジションで役割を務めているといった感じだと思っています。小学生の頃、学校で隣の席の友達が教科書を忘れて来たら机を並べて自分の教科書を一緒に見せてあげていましたよね。それと同じ感じです。私の場合は見せてもらうことの方が多かった記憶がありますが(笑)。ないものはない、見えないものは見えない。仕方ない、ただそれだけのこと。(本文より)
【目次】
はじめに ~恵り会い~
第一章 マラソンをはじめるまで
第二章 伴走との出会い
第三章 道下美里選手との出会い
第四章 チーム道下発足
第五章 リオデジャネイロパラリンピック
第六章 これから
第七章 カムラックへ
おわりに
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