著者:川俣 晶
ページ数:280
¥598 → ¥0
かなり細かく訂正追加を行った上で、2000年以降の筆者の動向を説明する第6章も加筆されている。
本書は1980年代にENIXを契約して主に移植(一部オリジナル)の開発を行った【移植プログラマー】の体験記である。ENIXのオフィスに出入りした者にしか分からない話も含まれているが、ゲームの話はほぼ含まれていない。【移植プログラマー】はゲームのスペシャリストではなく技術のスペシャリストなのである。本書の話題は、ゲームを動作させるためにどんな技術や方法を用いたのかがメインとなる。
本書には以下のようなソフトの話題が含まれる。(全て筆者が作成したプログラムである)
TOKYO NAMPA STREET (PC-8801/X1版)
ドラゴンクエスト2 (MSX/MSX2版)
ハングオン (PC-8801mkIISR版)
ライヒスリッター (PC-9801版)
Azas/MINI-DOS (PC-8001/8801, X1版)
6502エミュレーター (MS-DOS版)
CP/Mエミュレーター (MS-DOS&V30版)
独自16bitCPUエミュレーター (汎用)
ファミコン用グラフィックエディタ (PC-9801版)
アップルサーガ (ENIX没企画)
カンストキング (Webブラウザ用ゲーム)
ONION-80 (Webブラウザ用ゲーム)
目次
前書き
御注意
第1章 インベーダーは舞い降りた
第2章 TOKYO NAMPA STREET物語
第3章 ドラクエ2を移植せよ
第4章 就職とENIX
後書き
第5章 延長戦
第6章 新しい世界
改訂版の後書き
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