著者:不門 げしん
ページ数:67
¥99 → ¥0
それには、オトナのスケボー「サーフスケート」がぴったりだ。
飛んだり跳ねたりする若者たちのストリートスタイルとは一線を画し、サーフィンのように優雅にゆったり路上をカービングしていくサーフスケート。未経験者でも、半年間もあれば、筆者のようにその楽しさ、風を切って滑る喜びに魅了されるだろう。
数あるボードの中からどれを選べばよいのか、初めて挑戦する人にもすぐにポイントが分かるボード比較リストや、筆者が体感した2週間で曲がれるようになる3つのテクニックがきっと参考になるはず。
スケボーなんて、年甲斐もなく危なっかしいだけだと思うあなたは常識的だ。もちろん安全第一は言うまでもないが、常識的であることがこの先あなたに何を与えてくれるだろう?
私たちがよりどころにしてきたはずの常識は、時代の加速度的な変化の前で、すっかり不確かなものになりつつある。私たちおっさん世代はいま、人生100年時代という広大な海における自分なりの泳ぎ方を目の前に突きつけられている。
良識ある真面目なだけのオトナで生きるには、あまりに人生は長すぎる。50代からでもゆったり安全に楽しめるサーフスケートで、人生の波間をカッコ良くクルージングしてみよう。
本書は、人事労務コンサルタントを本業とする筆者が、100年時代を生き抜くおっさん世代のために、自ら主体的に人生を楽しむカルチャーライフを提案する中高年ライフスタイルブックである。
(前書きからの抜粋)
世の中では、会社のお荷物になっている働かないおっさんのことを、「50G」(次世代高速通信規格の5Gに引っかけて)と呼ぶらしい。
そう言う自分も現在五十歳の50Gジェネレーションど真ん中。大卒後、古き良きバブルの余韻を残しつつ、「二十四時間戦えますか」と栄養ドリンク剤のCMに鼓舞されながら、ブラック企業なんて言葉もない時代をがむしゃらに働いてきた。
何もいまに始まった話ではない。私たちがまだルーキーだった頃から、会社には必ず働かないオジさんがいたもんだ。会社という組織に最適化していくことがサラリーマンであり、華々しく昇進していく者があれば、ブラインドスポットのような場所で静かに生きていく者もある。植生の違いみたいなものだと思ってきた。
ところが今や生産性の時代である。「クラウドからAPI連携したデータをAIが判断してRPAで業務を自動化・・・」なんて会話が当たり前のように飛び交っている。
あらゆるムダと不合理があぶり出され、どの職場もこれ以上ブラインドスポットを放置しておけるだけの余裕など残っていないのだ。
(中略)
「どう勤めるか = どう生きるか」という長く続いたサラリーマンの方程式は崩れ、もはや私たちの生き方まで委ねられるほどの度量は、どこの会社にもないのである。
急に聞かれて、あなたは答えられるだろうか? 「退職、その後。」がやってきた時、自分が損得抜きに心から好きだと言えるものをいくつ持っているのかと。
本書は50Gからハマれるものを探し続けている筆者が、大人のスケボー「サーフスケート」に出会い、最初の一本を手に入れるまでのいきさつと、ゼロから始めて半年後のいま、風を切って滑ることの素晴らしさを紹介し、50G世代のみなさんと分かち合うことを目的とした、「豊かな生き方」の本である。
(目次)
前書き 人生を楽しみたい50Gたちへ
第一章 風に髪なびかせクネクネする娘
第二章 未知なるスケボーのトビラ開く
第三章 ルーツはサーフィン、大人の優雅さ
第四章 どう見極める? サーフトラック
第五章 スイング系 vs カービング系
第六章 わが相棒、ついに現る!
第七章 二週間で絶対曲がれる三奥義
第八章 動画に学べ! 筆者の“スベり”も公開
後書き リターン・オブ・ザ・おっさん!
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