著者:マリカ
ページ数:80
¥429 → ¥0
ジャズの王様「ルイジ」の振付作品を日本で上演したフランシスの来日公演である。
ルイジ先生の直接間接の門下生たちが、フランシスから「ルイジ・ジャズ・ダンス・カンパニー」のレパートリー作品を学び、上演した本番の公演写真である。
ユーロ・ジャズ・ダンスのダンス・レパートリー。
写真撮影:池上直哉
『フランシス・ダンス・コンサート』
上演年:1983年
後援:在日米国大使館、在米ジャパンソサエティ
上演場所:東京(プロデューサー:マリカ)
土浦(プロデューサー:山口恵子)
横浜(プロデューサー:池谷フジエ)
上演プログラム:
ルイジ・エクササイズ風プロローグ
ミッション・インパッシブル
ワイド・ビリー
シング・シング・シング
愛の代償
火の鳥(ストラビンスキーのジャズバージョン)
炎のランナー
62丁目のあなたに
その他
出演者:
大塚洋子(元宝塚歌劇団員)
小池啓司(元モーリス・ベジャール舞踊団員)他大勢
日本各地のルイジの直接間接の弟子、レギュラー:30名
炎のランナーのエキストラダンサー:40名(土浦&横浜)
オリジナル振付:ルイジ
ダンス指導:フランシス・ローチ
総合プロデュース:マリカ
演目紹介:
プロローグ:暗闇の中から、ダンサーたちが起き上がり、プリ・ウォームアップを始める。
はじめはルイジ・ジャズ・ダンス・エクササイズで、そのうち、セカンド・ポル・ド・ブラをしながら、スローでエレガントなジャズ・バレエ・ムーブメント。
普段のルイジのレッスンだと最後に行われる「ウォーク」でプロローグを閉める。
タップ・ダンス:フランシス・ローチは、自分のダンサーとしてのキャリアをタップ・ダンサーとして始めた。
『シング・シング・シング』:バック・ダンサーズがルイジの振付を踊り、フランシスが、真ん中でタップを踊る。このバージョンは、数ヶ月前にテレビの『レッツ郷ジャズダンス』(東京12チャンネル)でも踊られた。
『愛の代償』:ルイジの弟子キャリー・ズィヴェットの振付による「ルイジ風」ダンス。米国大使館の文化担当官の娘がたまたまルイジの弟子で、しかもその時になぜか東京に来ていた。普段はニューヨークでヘンリー・マイズナーの元で舞台の仕事をしている人なのに。キャリーは毎日米国大使館職員宿舎から、新宿御苑のスタジオに通って、振付をして下さった。キャリーの振付は、ニューヨークのショービジネス界の女性による踊りで、素敵だった。
『ワイド・ビリー&ミッション・インパッシブル』:ワイド・ビリーは短いソロのため、ミッション・インパッシブルと写真をつなげた。実際には、ミッション・インパッシブルは、女性ダンサー二人とフランシスの三角関係ラブ・ジャズ・バレエから繋げられた。
『ミッション・インパッシブル』の振付は、『サテン・ドール』の踊りの発展版。しかも、5拍子の踊り。『サテン・ドール』より、はるかに長く、複雑なフォーメイションを用いて、スピーディーな踊り。
『マジックバード・オブ・ファイアー』(火の鳥)ストラビンスキーの『火の鳥』をジャズ・アレンジ版で踊る、スリリングなジャズ・バレエ・ナンバー。ルイジは亡命ロシア人教師からバレエを学んだ。学んだことを、ジャズで返した。
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