著者:しのき美緒
ページ数:271

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弘治二年(1556)、信長の最大の庇護者であった帰蝶の父、斎藤道三が息子義龍に敗死する。帰蝶は美濃へ戻らず信長の側にいることを決意する。子のいない夫婦は、側室を置く決断を迫られた。しかし最初に身ごもった側室は毒を飼われ若い命を散らす。信長は尾張をまとめるための、帰蝶は生きるための戦いに挑む。
本書では弘治二年の道三敗死以後、永禄元年(1558)までを描く。

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