著者:柿本 源命
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――土に塗れて、土の実りを喰らう。この様は日々は実に佳いものだ――
平将門が引き起こした日本史上初の武力抗争による叛乱「承平天慶の大乱」は首魁を失い終結した。
しかし、平将門を名乗る反乱が各地で勃発し、坂東の争乱は混迷したままであった。
同じ坂東地域でありながら戦乱の影響の少ない山間の秩父地方に戦火を避けた流民が土着する。
耕作地の少ない山間地域では彼らを受け入れる余裕はない。流民は手付かずの山塊を開拓すると共に新たな産業を確立させる。
それは鄙びた山村に新たな潤いをもたらしたのだが……。
というワケで!!
ダラダラと語り続けた柿本源命の腐った脳フィルターを通した曲解『将門記』はついに完結!!
各地方に語り継がれる「将門伝説」の真相とは?!
本巻では大乱終結後に繰り広げられた将門残党の激戦をサラッと描く。
実在の人物・地域などの場所・団体・工芸品・その他の諸所の事柄は、実在のそれとは一切関係ありません。
ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
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