【無料で読める】Maqueenmicro:bitJavascript: 障害物回避 Discover! How? (NGO TAMA)

2023年12月16日 2023年12月16日 4分26秒

KUbooks

著者：NGO TAMA
ページ数：93

~~¥480~~ → ¥0

（本書の「はじめに」から）

『この部屋は、だいぶ散らかってるね！』
わざと散らかしてみたんだよ。
おまえの腕を試そうと思ってね。
『ずいぶん練習したけど、行けるかなぁ…』
それじゃ、スタートだ！
………
ほぅ…、なるほど、何とか避けてるね！
『うまくなったでしょ！　でも避けられない時は、止まって、周りを見るんだよ』
そして行ける方向を探すって訳か…。
前も、右も左も行けない時は、どうするんだい？
『その時はバックするよ』
後ろには目が無いんだろ？　危なくないか？
『だから、少しずつバックするんだ…、でも、困ることがあるんだよ』
どんな？
『バックすると前が空くでしょ？』
そりゃそうだ。
『そしたら、また前に進むよ』
なるほど！　その繰り返しじゃ困る訳だ。
『その時は、ブザーを鳴らすから助けてよ』
分かった！　まだ若いんだからやむを得んな…。
じゃぁ、この本を読んで、その先を考えてみるか…。
『頼むよ、お兄ちゃん！』

—————
小さなMaqueenに障害物を回避しながら移動をさせて見ました。
Maqueenは小型のマイコンMicro:bitを搭載出来て、専用のドライバーが用意されています。そして、Makecodeエディターを使えるので、ハードウェアとのインターフェスも容易に分かります。
光学のセンサーで周りの障害物を探すために、頻繁に首を振っています。
言語は、Makecodeの簡単なJavascriptを使っていますから、中学、高校生でも手軽に習得出来ます。
最もワクワクする作業は制御のロジックをあれこれ考えることですが、それを本書で一緒に楽しみましょう。
将来、どのような道に進もうとも、プログラミング的な考え方を身に付けるのは、必ずやあなたの役に立ちます。
サンプルの動画を下記のURLに載せていますので、ご覧ください。
https://youtu.be/JUAbD7nkp3Y

Maqueen　障害物回避　目次

はじめに
「１」全体の構成
「２」ハードウェアの準備
「３」基板の作成
「４」ソフトウェア作成の準備
　（１）MakeCode for micro:bit
　（２）Maqueenドライバー
　（３）Neopixel
　（４）測距モジュール
　（５）サーボモーター
　（６）タイマー機能
　（７）Fuzzy計算
　（８）不感帯
　（９）ブザー
「５」制御の方針
　（１）前進動作
　（２）前進フローチャート
　（３）後退動作
　（４）後退フローチャート
　（５）首振り動作
　（６）首振りフローチャート
　（７）首振りプログラム
　（８）回避判断
　（９）変数の定義
　（１０）メインプログラム
「６」デバッグの準備
　（１）モニターの構成
　（２）Maqueen側
　（３）中継用Microbit側
　（４）パソコン側
　（５）コマンド
　（６）受信プログラム
　（７）送信確認
　（８）シーケンス確認
「７」全プログラム掲載
あとがき