著者:高橋 和久
ページ数:114
¥580 → ¥0
デジタル図書であらたな「知」にチャレンジしよう。
学生のみなさんへ
<ベンツ教授より>
今年は自宅学習の普及によって、デジタル書籍が読まれる機会が増えましたな。そんなときこそ、わくわくどきどきできる短編小説を英語で読んでみてはいかがでしょうか。
<高橋教授より>
今回取り上げたのは、ウィルキー・コリンズ。英国の作家で19世紀の英国を代表する作家チャールズ・ディケンズ(Charles Dickens, 1812-1870)の若き友人であり、2人で合作をしたこともあります。ディケンズに影響を与えたコリンズの諸作は犯罪の絡んだものが多く、彼は現代の探偵 / 推理小説、ミステリー、犯罪小説の直接の祖と言える存在。わくわくどきどきしてください。
<エトヴァス・ノイエスより>
英国短編小説の世界へようこそ
海外小説がとにかく大好き。そして英語で読んでみたい ―。
「ベンツ教授の英語で読む短編小説」は、代表的な近代イギリス人作家の短編小説を、簡単な日本語解説を読んだあとに、原文で読み、読解を楽しむ本です。解説をしてくれるのは、フント大学、シャイなフレンチ・ブルドッグのベンツ教授。いったん覚えた味とにおいは忘れない、そんな教授の講義をお楽しみください。
第1回 G.K. チェスタトン「青い十字架」(「ストーリー」と「プロット」について)
第2回 E.M. フォースター「天国行きの乗合馬車」 (「二項対立」「幻想」について)
第3回 高橋教授の対訳つき「天国行きの乗合馬車」(日本語・英語対訳リンクつき)
第4回 コナン・ドイル「花婿失踪事件」(注釈付き)
第5回 コナン・ドイル「サセックスの吸血鬼」(注釈付き)
第6回 探偵小説の定型を探る 再読「サセックスの吸血鬼」
第7回 探偵小説の定型を破る 再読「青い十字架」
第8回 ウィルキー・コリンズ「ブラックコテージ包囲攻撃」(本書)
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ペットの教授や学生が大活躍?!「知は力なり!」シリーズは、各分野の専門家が解説してくれる新しいスタイルの入門書。
フント大学、ルーカス教授の「音楽教育エル・システマ」シリーズ、なつ教授の「霊長類学入門」シリーズ、そして新しく登場、みこし教授の「ウイルス学」シリーズ。
カッツェン大学、シャムス教授の「考古学入門」シリーズ&むぎ教授の「Music for Peace」シリーズもよろしく!
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