著者:rapidnack
ページ数:85

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「鉄道模型シミュレーター」のスクリプトがPythonに変更され、しかも無料のスターターキットが提供されていました。
滑らかに走る列車を眺めているだけでも癒されますが、より楽しむために「時刻表どおりに複数の列車を運行させるPythonスクリプト」とそれに必要なPythonモジュールを作りました。

次のフォーマットの時刻表の文字列を解釈し、複数の列車を時刻表どおりに運行します。列車番号ごとに各駅の発車時刻(分:秒)をカンマで区切って並べています。各行の左端の時刻が始発駅の発車時刻で、右端の時刻が終着駅に到着時刻です。時刻以外(—->)が書かれている駅は通過します。

列車番号 ,駅1  ,駅2  ,駅1  ,駅2
A0000  ,00:00 ,00:40 ,01:10
B0040  ,00:40 ,01:20 ,01:50
A0200  ,02:00 ,—-> ,03:00
B0240  ,02:40 ,03:20 ,03:50

列車番号 ,駅1  ,駅2  ,駅3  ,駅4  ,駅1  ,駅2  ,駅3  ,駅4
A0000  ,00:00 ,00:40 ,01:20 ,02:00 ,02:30
B0000  ,    ,00:00 ,00:40 ,01:20 ,02:00 ,02:30
C0000  ,    ,    ,00:00 ,00:40 ,01:20 ,02:00 ,02:30

「鉄道模型シミュレーターNX」にTCPサーバー機能を追加して、外部の自動運転用Pythonスクリプトからコマンドを送ります。

はじめに
1  VRM-NXスターターキットをインストール
2  Python 3.7をインストール
3  scheduleパッケージを追加
4  レイアウトファイル、モジュール、スクリプトを取得
5  リモート制御にした理由
6  TCPサーバーの起動
7  統合開発環境「IDLE」で列車を操作
8  Clientクラス
9  Trainクラス
10  Pointクラス
11  ATSクラス
12  3連ATS
13  サンプルスクリプトの基本構成
14  ato_loopline0スクリプト
15  ato_backandforth0スクリプト
16  Platformクラス
17  ato_looplineスクリプト
18  ato_backandforthスクリプト
19  ato_alternationスクリプト
20  時刻表フォーマット
21  時刻表スクリプトの基本構成
22  Stationクラス
23  ato_timetable0スクリプト
24  scheduleパッケージ
25  ato_timetable1スクリプト
26  ato_timetableスクリプト

シリーズ一覧

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