著者:亀山 雅司
ページ数:212

¥1,267¥0

技術者が陥りやすい「自分の技術は正しい」「正しいことを理解できない相手が悪い」という固定観念がコミュニケーションにどう悪影響を及ぼしているか、それがエンジニアの隘路になって問題解決をこじらせ、仕事の量を増やしていくという「働き方改革」まで言及し、その解決策を具体的に示した、エンジニア必読の書である。

技術的能力が高くても、その成果を関係者や世の中に伝えることができなければ存在していないのと同じである。多くのエンジニアは技術力ばかり向上させているが、仮に技術力が200%(2倍)になっても、「伝える力」がゼロなら、数式は次のようになる。

技術力(200%)×伝える力(0)=真のパフォーマンス(0)

「伝える力」を強化すれば、少ない努力でパフォーマンスが改善しやすい。
本書では、多くのエンジニアが陥りやすいコミュニケーション上の問題点を取り上げ、問題が起きる要因を明らかにするとともに、どう改善していけばよいかを著者自身の実例を上げて解説した。

●目次
プロローグ ─ エンジニアとして「伝える力」の必要性を知る
第I章 なかなか理解されないエンジニアの話し方「7つの特徴」
第II章 話し方改革「7つの準備」
第III章 話すための「聞く」
第IV章 話し方改革の戦略化
第V章 エンジニアの話し方はこう変わる!

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