【無料で読める】学校にはない感情の教科書

「こんなことを感じてはいけない」と感情を抑圧することで、感覚が麻痺していきます。自分を鈍感にすることで、自分が何を好きで何を嫌いかがわからなくなります。自分のしたいことが分からなければ、自分を楽しませたり喜ばせることができません。自分のしたくないことが分からなければ、自分が嫌なことをやめることができず苦しみ続けることになります。

「怒ってはいけない」「悲しんではいけない」とネガティブな感情を抑圧することで、楽しみや喜びやワクワク感といった、ポジティブな感情も感じられなくなってしまいます。感じてはいけないものとして抑え込まれた感情は、モヤモヤとしてあなたを苦しめることになります。

あなたに、感じてはいけない感情はありません。あなたは自分の中に湧き上がるすべての感情を受け止めてあげることで、幸せを感じられるようになります。これまで抑圧してきた感情を受け入れることで、モヤモヤを解消することができます。自分の感情を感じ取り、自分に好きなことをやらせてあげて、嫌いなことをやらないことで、ストレスが解消されていきます。

本書を通して、感情の扱い方を学び、感情に振り回されない自分をつくっていってほしいと思っています。

「こんなことで怒ってはいけない」「こんなことで悲しんではいけない」と自分を否定してしまう人、「不安を感じるのは自分が弱いからだ」「嫉妬する自分は醜い」と自分を責めてしまう人に、ぜひ本書を読んでてラクになってほしいと思っています。

はじめに
０１ 好きな人に抱く嫉妬の扱い方
０２ 恨みに支配されない生き方
０３ 強い喜びは中毒になる
０４ 人と違うことを楽しんでもいい
０５ 幸せの感じ方
０６ 不安の扱い方
０７ なぜ、人を愛せなくなってしまうのか？
０８ 生き延びるために好奇心を持ち続ける
０９ 「嫌われるのが怖い」を乗り越える
１０ 期待感、ワクワク感を持ち続ける
１１ 共感能力の使い方
１２ 些細なことで怒りを感じてもいい
１３ 嫌なことに耐えられない自分を大切にする
１４ 感情に従って行動できないときは？
１５ 承認欲求の満たし方
１６ 「自分がダメだからいけないんだ」という思い込みを捨てる
１７ 対人恐怖を乗り越えるためには？
１８ 幸せを感じられる自分できる
１９ 親の価値観から抜け出し、自立心を育てる
２０ 愛を感じる能力を取り戻す
２１ 心の空虚感を埋める
さいごに