著者:立花 悟
ページ数:110
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きっと、あまりポジティブなイメージは持たれない方がほとんどではないでしょうか。
色々と定義はあるのかもしれませんが、社畜とは、「会社の規則や上司の指示を従順に守ることがすべてにあっており、自分の頭で考えて行動することができない哀れな羊たち」のことを指すと考えています。
そして残念なことに、日本社会は社畜で溢れています。
本書を読まれようとされるような方でしたらすでにお気づきの方も多いと思いますが、日本は社畜大国になってしまっているのです。
「上司の指示に従って動くのは当たり前だろ」と感じているあなた。
やばい発想です。
すでに会社に洗脳されています。
生殺与奪の権を会社に委ねてしまっています。
人生を会社に縛られてしまっている可能性が非常に高いです。
「そんなことない」
「俺は自分の意志で動いている」
そんな反論も聞こえてきそうですが、社畜の方々は無意識のうちに会社に従属してしまっているなのです。
無意識のうちに、会社に迎合する行動をとってしまっているのです。
まさに洗脳と同じです。
確かに、会社に貢献することは大事です。
会社から給料をもらっているのですから、その分会社に貢献することは当然でしょう。
しかし、程度の問題があります。
社畜の皆様は、過度に会社に貢献しようとしすぎているのです。
会社や上司の評価を得たいがために、自分を殺して会社のために生きているのです。
しかし、そんな状態で会社の評価を得たとして、本当に幸せでしょうか?
家庭を犠牲にして残業をしまくって本当に不満はないのでしょうか?
人に言われたことをただこなすだけで、本当に付加価値を生み出せているでしょうか?
あなたのやっている仕事は、社会にとって本当に必要なのでしょうか?
こうした根源的なことを考えることもなく、ただ会社の言いなりになっている人のなんと多いことか。
そういう人たちを、社畜というのです。
そして日本は社畜で溢れた社畜大国なのです。
「だって仕方ないじゃないか。」
「生活費を稼ぐためだ。」
「会社に逆らったら飛ばされるだろ。」
そんな声が聞こえてきそうですが、そのようなスタンスではいずれ無価値の人間になります。
今やデジタル化の進展により、単純作業はAI等により代替できます。
ただ言いなりにしか動けない人は、もはや必要なくなりつつあるのです。
実際、証券会社のディーラーや銀行の窓口業務などはAIにすでに代替され始めています。
あなたの今やっている仕事が不要になっても、会社はあなたを守ってはくれません。
いらなくなったら、いつでも切り捨てられます。
日本の大企業は終身雇用だから安全と勘違いしている方、至急認識を改めることをお勧めします。
業績悪化を理由に早期退職が盛んに実施されていることはすでにご案内の通りかと思います。
会社のために尽くしても、切られるときは一瞬です。
会社はあなたを一生雇ってくれるわけではないのです。
そして、会社に依存しておいて、解雇されたときに文句を言うのはお門違いです。
会社の業績悪化に気づかず有効な手を打てなかったあなたに責任があるのです。
早くその真実としっかりと向き合いましょう。
こう考えると、社畜的働き方がいかに時代錯誤で危険なものかおわかりでしょう。
いつまでも社畜になっていてはだめです、
自分の人生は、自分でコントロールするのです。
会社に依存していてはいけません。
自分の頭で考えて、自分のキャリアを築くのです。
これまでは、上司に言われたことをしっかりこなす人が評価されてきたかもしれませんが、これからはそのような人はむしろ無能とみなされます。
言われたことをただこなすだけであれば、ロボットで十分です。
どこに向かっていくべきなのか、その方向を自分で決められる人が優秀なのです。
そのあたりをはき違えてはいけません。
厳しいようにきこえるかもしれませんが、過度に悲観する必要はありません。
社畜マインドを脱することができれば、これからの時代はむしろ可能性は無限大です。
あなたの意志次第で、様々なチャレンジが可能になります。
これからの時代は、新卒でたまたま入った会社に人生を委ねるべきではありません。
あくまでもファーストステップとして一企業に就職し、その後のキャリアは自分で考えるのです。
会社の言いなりになっている場合ではありません。
社畜を脱する必要があるのです。
そのことにぜひ多くの方に気づいていただきたい。
そのために本書を書きました。
他人にあなたの人生の主導権を委ねてはいけません。
あなたの人生は、あなたが決めるのです。
一人でも多くの方に社畜を脱していただくことで、日本が主体的な人で溢れる国に変貌することを切に願っております。
早急に社畜生活からおさらばしましょう!
あなたなら必ずできます!
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