著者:奥寺 一観
ページ数:213

¥250¥0

2020年11月は筆者にとって忘れられない時となりそうです。
海外に目を向ければ、分断に揺れる「米国大統領選挙」
国内はもまた、市民を分断する「大阪都構想選挙」
新聞を見れば「民主主義の危機」

わたしたちの社会に何が起こっているのでしょうか?

本書では、分断ではなく、そもそもわたしたちを結びつけている国家とは何か?
その設計図ともいえる「日本国憲法」とは何か?
ということをわかりやすく説明することで、この分断と混乱の社会の中で、
私たち一般市民はどういう価値観をもち、何を縁に生きていけばいいのか?
そういうことを考える、一助になればよいと思っています。

【本文抜粋】
でも、「憲法」って「法律」とどう違うの?
歴史の教科書を読んでもなかなかわかりにくいかもしれません。
しかし、「マグナ・カルタ」がどのように成立したのかを知ると、「憲法とは何か」がぐっとわかりやすくなります。

【目次】
はじめに
前半 国家や憲法に関する教養ばなし
◆江戸時代のお百姓さんの「心の風景」
◆明治維新と廃藩置県
◆理由1:治安維持のため
◆理由2:「国民国家」をつくるため
◆ナポレオンが証明した「国民国家」の強さ
◆「奇兵隊」と「国民国家」
◆「憲法」のはじまりはフランスではなく、イギリス
◆「国民」は統治される?
◆日本は2度、革命する
◆後半 日本国憲法の抜粋解説  
◆日本国憲法の構成
◆第1条 天皇の地位と主権在民
◆第6条 天皇の任命行為
◆第9条 戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認
◆第10条 国民たる要件
◆第11条 基本的人権
◆第13条 個人の尊重と公共の福祉
◆第19条 思想及び良心の自由
◆第20条 信教の自由
◆第23条 学問の自由
◆第27条 勤労の権利と義務、勤労条件の基準及び児童酷使の禁止
◆第38条 自白強要の禁止と自白の証拠能力の限界
◆第45条 衆議院議員の任期
◆第65条 行政権の帰属
◆第92条 地方自治の本旨の確保
◆第96条 憲法改正の発議、国民投票及び公布
◆最後に
◆論点1:「政府」と「国民」は対立関係にあるのか?
◆論点2:「民主主義」は危機に晒されているのか?
◆論点3:「民主主義」を脅かすもの
◆謝辞
◆筆者紹介
◆過去のKindle本

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