著者:DIY出版
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私の株式投資失敗談に興味を持っていただきまことにありがとうございます。

まずは、私の簡単な経歴などをご紹介させていただければと思います。
私は東京生まれ東京育ちの30代の男性です。

現在の私は大学時代の私と比べてはるかに知識も実体経済での経験も豊富なので2017年から再開した株式投資は令和に入った現在でも月利1%以上を達成し続けています。

この失敗談とその後の勉強で得た知識や経験のおかげでコロナショックという暴落局面があっても冷静に損切りと空売りで資金を減らさずに利益を出し続ける事ができたのは偏にこの過去の大学時代の失敗談があったおかげであると私は思います。

大学に在籍していた時は企業の財務諸表分析を中心に研究を行い、企業の将来性や財務健全性、強みなどを業界別に分析していました。

そういった繋がりを分析する為には経済の流れや世界の潮流を掴まないといけないので自然と経済学分野の書籍を図書館で読むようになりました。

ですが、お金のことは義務教育でも高校でも習わずに今まできたのでイマイチ頭に入ってこないことが多く、何度読んでも専門用語や経済の流れの把握が分かりませんでした。

なので実際にお金をかけて株式投資をすることで自分の資金を増やす事もできるし、自分の資金も勉強の熱意次第で増やせると思い、株式投資をしました。

当時、私の周りでもTVでも株で100万円を1億円にしたなどの景気のいい話をしょっちゅう聞いていたこともあり、私もこれからの時代は投資を通して経済を理解してバリバリのエリートのような人間になりたいと恥ずかしながら漠然と考えていました。

そしてアルバイトで貯めた資金30万円を使って株式投資を始めたのですが、思ったように資金運用はできず、勉強もしましたが、やはり元の頭が良くないのと机上の空論ばかりの勉強で実体経済にあまり触れていないせいか専門用語の理解ができずに中途半端な理解になっていました。

同級生よりは多少、専門用語を知っている程度のレベルで日経新聞やニュースを見ても経済の流れがどうしてそういう流れになるのかアナリストの方の説明を聞いていても全く理解できませんでした。

理解できないままぼんやりと株式の板をネットで眺めたところでほとんどPERやPBRの中身や有価証券報告書の中身がどのような意味でどういう構成になっているのかを知らないので何となくで売買を行っていたのが今思うと敗因だったと思います。

この時の敗因を深く掘り下げて考察する事で、これから株式投資を始めようとする貴方の手助けになればと思います。

一般的に成功談よりも失敗談の方が参考になることもあると思いますので、最後までお読みいただけますと幸いです。

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