著者:大原拓人
ページ数:61
¥1,250 → ¥0
監査法人でキャリアをスタートさせた現役若手公認会計士が実体験を基に解説!
合格には何時間の勉強が必要?20以上のQ&Aに丁寧に回答!
勉強を始めたけど想像以上にハードだ・・そんなあなたにも必読の一冊です!
現在、公認会計士試験に関する勉強本というジャンルで出版されている書籍は数える程しかありません。
私の知る限り、それらは10年以上前の現在と状況が違う中で、半年や1年などの最短時間で合格したという特殊な本で、ハッキリ申し上げると、現在の試験や多くの人にとっては一般的に再現性がかなり低いものだと感じています。
私は、公認会計士試験に3年間かけ合格しました。
3年間という期間は特別に早いほうではありませんが、決して長いほうでもありません。
試験合格後に監査法人に入所し、周りが全員公認会計士という状況になって色々情報を集めてみたところ、やはり合格に要する期間は平均的には3~4年なのかなと考えています。
なので、3年間かけ無事合格を果たした平均的で平凡な私の、十分に再現可能な受験体験、テクニック、試験周りの知識など幅広く読者の皆様に共有できればと思い、本書を執筆致しました。
本書は大きく分けて二つの内容から構成されています。
一つ目、前半部分が、私がどう公認会計士試験と向き合い、苦戦し、最終的には晴れて公認会計士試験に合格し、監査法人での実務をスタートさせたか、その歴史を自伝のような形となりますがお話させていただきます。こちらの内容ですが、私がかつて公認会計士試験の門を叩こうとした時、私は理系出身(しかも既卒)であったこともあり、周りに合格者の先輩、友人、また親戚なども全くいない状態からのスタートであったため、とにかく公認会計士ってどんな人達なんだろう、本当に自分の頭で合格できるのだろうか、監査の仕事って面白いのだろうか、など、生の情報に飢えていたことをよく覚えています。そのため、これを読んでいただいている読者の皆様にも、私という一人(と受験仲間、監査法人同期)のサンプルではありますが、公認会計士試験の受験てこんな感じなんだな、というのを肌で感じていただき、合格に対してより現実味・親近感をもっていただければと思い執筆致しました。
次に、後半部分ですが、こちらはQ&A方式で、よく学生さんから相談を受けたり、インターネット上でも散見されるようなよくある質問に対して、利害関係の無い第三者の立場の目線からお答えしまとめたものとなります。こちらの執筆の趣旨としては、多くの受験生、または受験を迷っている方にとって、ふと様々なことについて不安になることや疑問に思うことがあると思いますが、それらに回答できる例えば公認会計士試験予備校の講師・チューターや大手監査法人の就活ブースにいる公認会計士などは、どうしても彼らの立場上、ポジショントークが入ってしまうことが避けられないと考えており、そのため一切の利害関係に無い第三者の私が私自身、また受験仲間や監査法人同期の経験を集約し、最も客観的なデータを回答としてまとめて公開するべきだと考えたからとなります。
公認会計士試験に合格するためには、多くの時間を投下して努力を続けることを避けては通れません。また、公認会計士試験は国内最難関試験の一つであることは紛れもない事実で、同じ努力をするにしても、ただやみくもに時間を使うだけでは合格を掴むことは難しいとさえ言えます。
ですので、息抜きを兼ねて本書を読んでいただき、少しでも勉強の効率を高めることができれば、トータルでは大きなプラス・時間短縮にすることができ、合格へ大きく近づくお手伝いができると考えています。
本書が少しでも受験生、または公認会計士試験受験を考えておられる皆様の助けとなりましたら幸いです。
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