著者:川俣 晶
ページ数:68
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だが最初に使用した製品は国産品だったが、あまりにも初歩的な理由で動作できなかった。
2番目に挑戦した製品はアメリカの有名ブランドのソフトの日本版だったが、【Windowsのエンハンスドモード上からネットワークプリンタへ出力することができません】というあまりに無情な制約がreadme.txtに書いてあった。そんな制約があったら実用にならないじゃないかっ!
さすがの筆者もぶち切れた。
日本のパソコン利用者が大挙してLANの利用を開始する直前、いったいどんな罠と泥沼が待っていたのか。
その時代を意図せずして体験してしまった筆者が今思い出の封印を破る!
目次
まえがき
日本LAN史の語りにくさの要因・独自用語としての【ローカル・ネットワーク】
LANのない開発とHDDレスFDオンリー機器
手作り国産LANとしてのPLANET
手が届かなかったC&C-NET BRANCH
PC-8001とSMC-777の通信連携
家庭用ゲーム開発機とPC-9801の接続
RS-422とAppleTalk・超お手軽LANの始まり
僕らの世界には降りてこなかったMS-Net
MS-Netの名前はMS-NETWORKSなのか?
MS-NetのNET START RDRとは何か
XENIXははじめてのUNIX
LAN-Manager+PS/55
イーサネットのライバルだったトークンリング
インターネットがやってきた
10-BASE-5 vs 2 vs T・コネクタ戦争
王者Netwareの大帝国
コンテックの簡易LANの実に馬鹿馬鹿しい罠
Netware Liteという現実
MVL版LAN-Managerという究極解
NetBEUI vs TCP/IP・迷ったら両方
夢のWindows for Workgroups
ファイル転送の手段 LapLink-J
PC-9801用NICの価格破壊
Windows NTが来た
PC-UNIX Linux&FreeBSD
Windows NT 3.5で合体するプロトコル
インターネットにはサーバもクライアントもない!
LANとWANが合体する日
LANとLANが合体する日
ハブの進化・スイッチオン!
IPアドレスアドレス枯渇とLAN
迫り来るIPv6の足音
あとがき
参考文献
シリーズ一覧
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