著者:森田けいこ
ページ数:208
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『骨折しました』前編では、7月初旬に右足を骨折して救急車で病院に運ばれ、そのまま入院、1週間後に退院するまでを書きましたが、後編となる本書は、退院してから1ヶ月半続いた在宅治療と、術後3ヶ月目まで数回続いた通院、リハビリを経て、松葉杖なしで歩けるようになるまでの記録が書かれています。人々が夏のヴァカンスに出払ったパリで、毎日訪ねてくれた魅力的な訪問看護師たち、通院した外来病棟のお茶目なスタッフたち、遠くから近くから、温かい手を差し伸べてくれた家族や友人、リハビリをサポートしてくれたキネ(理学療法士)らに支えられて、次第に回復していく経過や、ベキーユ(松葉杖)で歩けるようになってからの、秋のパリの日々、そしてベキーユを手放し、すっかり歩けるようになるまでを、その時々の思索を合わせて記しました。骨折だけではなく、あらゆる怪我や病気、大切な相手との別離、イジメやハラスメント、マイノリティーであるゆえの差別など、見える怪我だけではなく、見えない傷も含めて、今までに傷ついたことがある方々の、ささやかな慰めになれば幸いです。
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