著者:佐藤 洋美
ページ数:102
¥480 → ¥0
「いろいろ飲んではいるけれど、ワインをなかなか覚えられません。」
「ソムリエを前にすると緊張してしまいます…。」
これまで800人を超える初心者の方にワインを教える中で、このようなお声を本当に多くいただいてきました。
好きなのに、どう選んだら良いか分からない…。
せっかくおいしいと思っても、どんな味だったか言葉で説明できない…。
自分の要望を伝える術を持ち合わせていない…。
とかくワインは批評の対象とされることも多いですし、敷居が高く見られがちなお酒の最たるもの。
ですが本来ワインというのは食事をもっと楽しんだり、人生をより豊かにするための“ツール”のひとつです。
「おいしい!」「素晴らしい!」と思う瞬間を人と分かち合ったり、「楽しい!」という感情によって目の前のワインのおいしさがいっそう高まったり。
だからこそ、知識がないことに引け目を感じてしまったり、ソムリエとのコミュニケーションを避けてしまうのはとても残念なこと。
本書は、習い事サイトの「ストアカ」にて2020年に<優秀講座賞>を受賞し、口コミ評価4.79の「超初心者向けワイン入門レッスン」の内容をベースに、初心者の方からよく寄せられるご質問やもう一歩深堀りした内容を書き加えた1冊です。
【目次】
はじめに
あなたが自分でワインを選べない理由
ワイン選びに重要なのは「自分好み」を知ることから
好みのワインを言語化できるようになろう
ソムリエ資格を取ったのに、ワインのことが分からなかった過去
第1章 ワインの超基本を押さえよう
ワインは日本酒やビールと同じ「醸造酒」
自分好みのワイン探しはブドウに注目!
知らなきゃ損!初心者でも分かるラベル読みの基本
ワインの色(白、赤、ロゼ、オレンジ)の違い
ワイン用ブドウと食用ブドウの違い
第2章 品種や産地からワインの世界を広げよう
【ブドウ品種編 〜白ワイン用〜】
シャルドネ
ソーヴィニヨン・ブラン
リースリング
甲州
【ブドウ品種編 〜赤ワイン用〜】
カベルネ・ソーヴィニヨン
ピノ・ノワール
シラー(シラーズ)
メルロ
「単一品種」と「ブレンド」のワインがある
【ワイン産地編】
旧世界と新世界の違い
気候と味わいの関係性
フランス
(ボルドー地方、ブルゴーニュ地方、シャンパーニュ地方、コート・デュ・ローヌ地方、アルザス地方、ロワール地方)
イタリア
スペイン
ドイツ
アメリカ
チリ
アルゼンチン
オーストラリア
ニュージーランド
南アフリカ
日本
<コラム>ボディって何のこと?
第3章 外飲みワインの作法
オーダー時に伝えたい3つのこと
ソムリエは味方につけるに限る
ソムリエの心をつかむキラーワード
グラスの持ち方
乾杯ではグラスを当てない
「ホストテイスティング」恐れることなかれ
グラスの回しすぎに注意!
ワイン会でのマナー
<コラム> テイスティングの3STEP
第4章 家飲みワインの知恵
ワインの保存方法
夏場の常温保存はNG!
ワインは縦置き?横置き?
ワインは2日以上かけて楽しめる
開けたワインの保存方法
ワインを飲む時の適温
ワインと料理は「共通点」で合わせる
第5章 初心者におすすめのワインの楽しみ方
品種でワインを選びたい場合
2千円以下のデイリーワインの場合
晴れの日にはこんなワイン
その国ならではのワインを楽しみたい場合
季節に応じたワイン選び
ホームパーティーで用意したいワイン
ワイナリーで購入したワインを楽しむ
ワイン系アプリも活用しよう!
失敗は誰しも通る道。どんどん挑戦しよう!
終わりに
ワインは知識がなくても飲むことはできるけれど、知れば知るほどもっと楽しくて味わい深さが増すお酒。
ひとつずつ知識が増えワインを理解することに喜びを感じながら、新たなワインに出会い、あなた自身が「おいしい!」と思えるワイン、そしてライフスタイルに彩りを添えるような楽しみ方を探っていってください。
本書を通してワインがもっと身近な存在となり、心が満たされる場面が増えればとても嬉しいです。
表紙デザイン:ZKZK Marketing
表紙イラスト:Katie
シリーズ一覧
- 同シリーズの電子書籍はありませんでした。
この期間中は料金が980円→0円となるため、この記事で紹介している電子書籍は、すべてこのKindle Unlimited無料体験で読むことが可能です。