著者:嬉野宏明
ページ数:236

¥1,525¥0

常識破りの「初手▲6八銀!」から角道を開けずに速攻の斜め棒銀。相手はこれがわかっていても受けづらく、薄い玉形のまま攻め切って勝つ。

アマチュアの嬉野宏明さんが編み出し、元奨励会院の天野貴元さんが体系化した「嬉野流」は将棋界に旋風を巻き起こしました。

定跡を無視した独特の戦法に魅了され、愛用されている方も数多くいらっしゃることと思います。

しかし、嬉野流は天野さんの書籍で終わっていなかったのです!
実は創始者である嬉野さんが日々の実戦で、あるいはアマ大会で指し続け、その手順に磨きをかけていたのでした。

そこで生まれたのが▲7九角を保留する指し方。▲5六歩・5七銀型を急ぎ、場合によっては振り飛車で戦います。まさに変幻自在。

より自由度が増した分、相手の陣形によって指し方を変えていく必要がありますが、そこは本書を読めばすべて書いてありますのでご安心ください。

ぜひ本書を読んで進化した嬉野流をマスターし、相手をあっと言わせてください。

創始者直伝! 新嬉野流 目次

第1章 新嬉野流 居飛車編
 第0節 嬉野流とは?
 第1節 新嬉野流の出だし
 第2節 対矢倉編
 第3節 対雁木、右玉編
 第4節 対棒銀編
 第5節 菊水矢倉編

第2章 新嬉野流 相振り飛車編
 第1節 対三間飛車編
 第2節 対四間飛車編
 第3節 対向かい飛車編
 第4節 対中飛車編

第3章 新嬉野流実戦譜
 新嬉野流実戦譜(1)
 新嬉野流実戦譜(2)
 新嬉野流実戦譜(3)

第1章 新嬉野流 居飛車編
第2章 新嬉野流 相振り飛車編
第3章 新嬉野流実戦譜

嬉野宏明(うれしの・ひろあき)
 1974年生まれ。幼稚園の頃に祖父から将棋を教わり、絵本代わりに将棋の本を見る幼少時代を過ごす。5歳の頃に故・花村九段を2枚落ちで倒し、学生時代は数回全国大会に出場。就職を機に将棋は辞めていたが、将棋アプリ・ゲームの普及により約15年ぶりに復活。それから初手6八銀をひたすら指し続けて今に至る。
 最近は初手5八金からの力戦将棋も楽しんでいる模様。

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