著者:佐藤 和人
¥298¥0

将来の目標やイベントがあるかと聞かれたら何を想像するでしょうか?子育てであったり、マイホームの購入であったり、家族で海外旅行に行くことなどを思い浮かべる方は多いと思います。安定した老後の生活をあげる方もいるのではないでしょうか。こうした将来の豊かな生活や明るい未来に向けて事前に計画を立てることを、ライフプランニングと言います。ライフプランニングに必要な要素は、生きがいや健康、そして資金です。本書では、このライフプランニングに重要となる、将来に向けた資産運用方法についてご説明したいと思います。誰しも人生のゴールは異なりますが、前述のような大きなイベントなどは似たものが上がるのではないでしょうか。共通して言えることは、まとまった資金がある程度中長期のタイミングで必要になるということです。資産の運用にはリスクを伴いますが、私はこのような中長期の運用にはさまざまなリスクヘッジができる投資信託をおすすめしています。投資信託はノウハウがあまりなくても取り組みやすい特徴が多いことや、商品によって非常に少額からでも投資が始められる点など、投資初心者に向いている要素が沢山あるからです。本書では、投資信託を行ううえで、必ず知っておきたい「つみたてNISA」と「iDeCo」という制度についてご紹介したいと思います。いずれも中長期の将来に向けた資産運用に適した投資商品で、税優遇制度も充実しているなどメリットが多いものですので、本書をぜひ最後までお読みになっていただけたら幸いです。2022年に予定されているiDeCoに関する法改正についても第4章で少し触れています。今後も段階的に加入可能年齢や加入条件が緩和されることによって、より柔軟な利用がしやすくなるのは間違いないと思われます。これまでiDeCoへの加入が認められていなかった会社員の方も、老後の生活基盤の安定を図るべく、今から準備を進めておくのが賢いやり方と言えるのではないでしょうか。はじめに第1章 投資信託とは1.少ない資金で高額の商品に投資できる2.分散投資によるリスクヘッジができる第2章 つみたてNISAとは1.NISAとつみたてNISAの違い2.つみたてNISAのメリット3.ドルコスト平均法とは4.つみたてNISAの注意点第3章 iDeCoとは1.iDeCoが制定された背景2.iDeCoのポイント3.iDeCoの受け取り方法第4章 つみたてNISAとiDeCoの比較1.利用できる人2.口座開設可能数3.税優遇期間4.投資可能期間5.手数料など6.最低投資金額と非課税投資枠7.会社に申請が必要か第5章 つみたてNISAとiDeCoの併用1.つみたてNISAとiDeCoどちらが自分に適しているか?2.つみたてNISAとiDeCoの併用3.併用に向いている人4.併用に向いていない人おわりに

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