著者:小林由伸
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起立性調節障害を治すのに本当に必要なことは
薬や漢方ではなく、姿勢と呼吸のアプローチです。

起立性調節障害は、近年子供に増えてきている自律神経失調症の一種です。

朝全く起きられなくなったり、逆に夜に眠れなくなったり
頭痛やめまい、ふらつき、手足のしびれなど様々な症状を発生させます。

小学生から高校生までの間に多くみられる症状で
整形外科や耳鼻科、脳神経外科で検査しても異常が見られないことがほとんどです。

薬や漢方を飲み続け、なんとか自律神経の機能を取り戻そうとするも
思うように改善に向かっていないケースが多いというのも事実です。

実は起立性調節障害で必要なポイントは
「姿勢の改善」と「呼吸の改善」となります。

実は自分でも気が付かないうちに、
自律神経のバランスを崩れさせるようなダメージが溜まっていることもあるのです。

この本では、
起立性調節障害やそれに近い症状の子供たちに
治療院で実際に効果を発揮したセルフケア方法をご紹介しています。

さらに、早く改善するために心得ておきたい「親の心構え」や「親が出来ること」
これらについても実際の治療現場の声や経験をもとに
詳しくまとめているものです。

起立性調節障害は、単に精神的な弱さで子供が不登校や引きこもりになるわけではありません。
気合でなんとかなるものでは無いですし、
精神的なストレスだけが原因というわけではないのです。

日常生活における起立性調節障害の発生リスクを極限まで排除し
1日も早く元気な生活を取り戻すために
ご自宅でできる取り組みについて、ぜひ知っておいてください。

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