著者:渡邊克也
ページ数:128

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不思議な力を持つ七つの勾玉を坂本心と北条優が探す物語。不思議な勾玉の力を悪いことに使うために心から奪おうとする八咫烏族。優と心は彼らと戦って二つ目の勾玉を手にする。心と優は勾玉の不思議な力を借りて日本中の神社にある勾玉を探し出すため八咫烏族に立ち向かう。七つの勾玉を手にしたものは世界を変えることが出来るという。二つ目の勾玉を手に入れた優と心は御岩神社に立ち寄った。そこで出会ったのは大きな鼻を持つ大天狗だった。大天狗は八咫烏族から二人を守ろうとして命を落とす。死ぬ間際に大天狗が古峯神社へ行けば何か分かることがあると二人に告げた。優は一人で古峯神社へと向かった。心の直感にしたがって優が深山の宿へ向かうと待っていたのは隼人坊という有名な大天狗だった。優はそこで三日間の修行を受ける。心に連絡がつかなくなり何かあったのではと胸騒ぎがして優は急いで福島に帰る。心はいったいどこに行ってしまったのか。心は八咫烏族に捕らえられ、コンビニの物置に閉じ込められた。気がついた心は優と母親を透視する。優と母親が心を見つけ出し、勾玉の無事を確認する。深山巴の宿へ舞い戻った優は隼人坊の元で覚醒する。心と残りの勾玉を探し出すために優は名古屋の熱田神宮に心を向かわせる。はたして残りの勾玉は見つかるだろうか。勾玉を奪うために手段を選ばない八咫烏族より先に二人は勾玉を見つけなければならない。

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