著者:高田 宏臣
ページ数:163
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家をやさしく包み込む、雑木の庭空間。自然と一体化したような、心地よい木漏れ日で私たちを癒し、慰めてくれます。
夏は涼しくて、冬は暖かい、ナチュラルな「雑木の庭」スタイルが、今とても注目を集めています。
これからの快適な住環境には欠かせない、雑木の庭作りをさまざまな実例を挙げながら紹介します。
狭い庭や日当たりが悪い庭などでも「雑木の庭」作りは可能で、
面積やそれぞれの環境にあわせた「雑木の庭」実例を設計図もふくめて十数例紹介します。
実際に「雑木の庭」を作り、その環境に暮らしている方々の感想も、
これから庭づくりを考えている読者には参考になるはずです。
毎年1度手入れするだけでOKな「雑木の庭」の維持管理方法も、初心者にもわかりやすく解説。
また、個人の庭で使いやすい、約30種の雑木を解説し、生育をおさえながら管理する方法なども紹介します。
〈内容〉
●雑木の庭の愉しみ
●雑木の庭実例10
●雑木の庭空間を作るメリット
●雑木の庭の作り方、設計のポイント
●雑木の庭の管理法(剪定、病害虫対策など)
●狭さを生かす雑木の庭作り
高田 宏臣(タカダヒロオミ):1969年千葉県生まれ。東京農工大学農学部林学科卒業。株式会社高田造園設計事務所代表取締役。NPO法人地球守代表理事。
その土地の風土環境を活かした庭づくりを通して、国内外を問わず、自然豊かな住環境や街づくりを提案。特に東日本大震災以降は庭だけでなく、里山や奥山の環境改善、自然災害被災地の環境再生など、伝統的な技法による自然環境の改善や再生の指導、啓蒙に取り組む。主な著書に『土中環境~忘れられた共生のまなざし、蘇る古の技』(建築資料研究社刊)がある。
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