著者:空 メイ
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長年、知的障がい者支援施設の運営を続けてきた著者が知的障がい者のおかれている環境や状況の悪化に警鐘を鳴らす。知的障がいのある子どもたちを取り囲む環境が変化し、福祉に対する予算も減少。障がい者施設にもそのしわ寄せが押し寄せている。加えて、知的障がいのある子どもの親たちの中には障害年金を日常生活の中で費消してしまう親も現れる。そんな状況の中、知的障がいのある子どもたちの未来はいったいどうなるのだろうか? まして親亡き後はどうすればいいのだろうか? そこで、著者は提案する。親と支援者たちが協働しお金を出し合い、新しい知的障がいのある子どもたちのための“町”を作ろう、と。障がいのある子どもたちの将来のために、障害年金をしっかり貯めて親たちがお金を出し合えばそれも可能になる。新型コロナウイルスによって障がい者施設で働く支援者にますます負担が重くのしかかってくる中、なんとか支援のための新しいムーブメントを生み出そうとする著者の日常の活動から未来まで、障がい者を取り囲むリアルな話が存分に描かれているのが本書です。また、知的障がいのある子どもたちに向けては、とにかくかわいがられる存在になれと記している。
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