著者:ツナマヨ
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働き方が大きく変わった2020年、2021年。
コロナ禍によって働く時間や場所に対する考え方が変わり、テレワークがこの1年で急激に普及しています。
緊急事態宣言解除をもってテレワークを終了するとなった際は、ネット上には「もう通勤なんてできない」「朝起きられない」「テレワークを機に移住してしまった」など、テレワーク終了を惜しむ声で溢れ返っていました。
一方、「ニューノーマル※」という流行りの言葉を用いて、テレワークを継続する企業も多かったです。
※社会に大きな変化が起こり、変化が起こる以前とは同じ姿に戻ることができず、新たな常識が定着すること
実際、テレワークを促進するためのIT投資を行い、コロナ収束後もそれら整えた環境を活用してテレワークを継続することを明言している企業も多いです。
では、そのテレワーク環境とはどんなものがあるでしょうか。まず挙げられるのは、「デスクトップ仮想化」です。
オフィスのみではなく、自宅やカフェなど、場所をとわずPCを使用して仕事する時代。そんな中、業務で使うPCに対して、何の対策もせず、社員に倫理を説いてまかせているだけでは話になりません。
PCの盗難や紛失が起きれば、PCに保存されている機密情報が漏れ、取り返しのつかない重大なセキュリティ事故となってしまいます。
中には故意にUSBメモリーなどで機密データを抜き取ってしまう人もいるかもしれません。
デスクトップ仮想化はそれらの問題を防ぐことができる技術であり、テレワークを行う上でははずせないものです。
ただ、そのための導入コスト、加えて運用コストは高くなります。
そこで再び脚光を浴びているのが「VPN」です。
昔からある技術で、成熟度はとても高く、かつ、低コストで導入できることから、テレワーク環境の構築にVPNを導入する企業も多いです。
本書では、そのデスクトップ仮想化とVPNについて、それぞれどのような種類があり、何が違うのかを図解を用いてわかりやすく解説しています。
コロナ禍がもたらした働き方の変化とテクノロジーの進化に伴う環境変化は、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」などというカッコいい名前が付くぐらい目まぐるしいものとなっており、そのどちらにも追随していかないとあっという間に取り残されてしまうということになりかねません。
本書を通して、それらを知るきっかけとなり、読者様のお役に少しでも立てば幸いです。
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