著者:松村 圭一郎
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文化人類学者が、それぞれのフィールドで体験した
知られざる場所の知られざる人びとの「働き方」。

それは、わたしたちが知っている「働き方」となんて違っているのだろう。

逆に、わたしたちはなんて不自由な「働き方」をしているのだろう。

狩猟採集民、牧畜民、貝の貨幣を使う人びと、

アフリカの貿易商、世界を流浪する民族、そしてロボット……が教えてくれる、

目からウロコな「仕事」論。

わたしたちの偏狭な

〈仕事観・経済観・人生観〉を

鮮やかに裏切り、軽やかに解きほぐす

笑いと勇気の対話集。

ゲスト:柴崎友香/深田淳太郎/丸山淳子/佐川徹/小川さやか/中川理/久保明教

目次

【巻頭対談】

ありえたかもしれない世界について

柴崎友香 + 松村圭一郎

【第 1 部働くことの人類学】

貝殻の貨幣〈タブ〉の謎 ・深田淳太郎


ひとつのことをするやつら・丸山淳子

胃にあるものをすべて・佐川徹

ずる賢さは価値である・小川さやか

逃げろ、自由であるために・中川理

小アジのムニエルとの遭遇・久保明教

【第 2 部|働くこと・生きること】

2020年11月「働くことの人類学」の特別編として開催されたイベント「働くことの人類学:タウンホールミーティング」。 オンラインで4名の人類学者をつなぎ、参加者との質問を交えながら「働くこと」の深層へと迫った白熱のトークセッション。デザインシンキングからベーシックインカムまで、いま話題のトピックも満載のユニークな「働き方談義」を完全収録。

深田淳太郎+丸山淳子+小川さやか+中川理

ホスト=松村圭一郎

聞き手=山下正太郎+若林恵

【論考】

戦後日本の「働く」をつくった25のバズワード

【働くことの図書目録】

仕事と自由をもっと考えるためのブックガイド

松村圭一郎/深田淳太郎/丸山淳子/佐川徹/小川さやか/中川理/久保明教/コクヨ野外学習センター

【あとがき】

これは「発信」ではない 山下正太郎

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