著者:飛田たつや
ページ数:51

¥250¥0

本書では、Linuxデバイスドライバを開発するために必要なLinuxに関する基礎知識や開発環境の構築方法、簡単なサンプルコードを示しながらプログラミングの方法について解説しています。

デバイスドライバはオペレーティングシステムのもとで、個別ハードウェアの入出力制御や、プロトコル処理を行う特別なソフトウェアです。一般的な業務用ソフトウェアとは開発の方法や必要な前提知識が異なっており、ある種の専門的な分野とも言えます。

パソコンやスマートフォン、家電機器など様々なデバイスが増加し、デバイスドライバの開発方法も多様化しています。

しかし、どんな開発方法であろうと基礎となる部分は変わりません。

IoTが進む現在、組み込みエンジニアは将来性が期待されている職種であり、活躍の場は今後も広がっていくことは間違いありません。

ぜひ、本書を通して、Linuxデバイスドライバについての理解を深めて頂ければと思います。

組み込み系プログラミングの勉強をされている方やプログラマーを目指している方の参考になれば幸いです。

【動作環境】
本書に掲載しているサンプルコードは次の環境で動作確認しております。異なる環境では若干動作が異なったり、サンプル通りに動かなかったりする可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

 CentOS 7.9
 カーネルバージョン:3.10.0-1160.el7.x86_64

【著者】
理系の大学卒業後、2006年春にソフトウェア開発会社に就職。キャリアアップのため転職を経て、今に至る。 開発経験のある言語は、C言語、VB.Net、Java、COBOL、Perlなど、組み込み系から業務系、Web系と経験を積む。

【目次】
はじめに
第1章 Linux基礎
 オペレーティングシステム
 Linuxとは
 アプリケーションとソフトウェアの違い
 カーネル
 ファイルシステム
 マウント
 ハードリンク
 シンボリックリンク
第2章 カーネル
 カーネルの役割
 カーネルの進化
 デバイスドライバ
 システムコール
 ライブラリ
 API
第3章 デバイス操作の基本
 ユーザー空間とカーネル空間
 デバイスファイル
 システムコール
第4章 デバイスドライバ開発入門
 開発環境構築
 ドライバのバージョン確認
 HelloWorld作成
 ドライバのロード・アンロード
 ソースファイルの分割
 HelloWorldソースコード解説

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