著者:NOBORU
ページ数:150
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この度は「ITパスポート試験3分で絶対覚える語呂合わせ【ストラテジ編】」を手にとっていただきありがとうございます。
おそらく皆様はITパスポート試験を受けると決めた、もしくは受けようか迷っている状態にあるのではないでしょうか?
しばしば「この試験は取っても役に立たない」と言われます。
確かに就職や昇進、転職においてこの資格を保有していることが直接有利になることはあまり無いかもしれません。
しかし、それでも私はあえて「この資格は取得した方がいいですよ、特に若いうちに取得した方がいいですよ」と相談を受けたときはアドバイスをしています。
なぜなら、私自身が、この試験に合格する前と後で明らかに変わったことがあるからです。
それは、苦労して覚えたアルファベット3文字用語等が、実際の職場やクライアント先、上司や役員が同席する飲みの席やビジネス講演会等でも、頻繁に使用されていることに気が付き、またそれを理解できるようになっていたことです。
つまり、資格保有それ自体が直接就職や転職の役に立つことはあまりないかもしれませんが、この試験勉強によって得た知識は今後ビジネスシーン等でとても役に立つものになるのではないでしょうか。
またこの試験はIT、企業戦略、法律、会計などいろいろなジャンルの分野を浅く広くカバーしています。よって若い方が今後の進むべき方向性を定める意味でも、浅く広く各分野のエッセンスを的確に捉えていて非常に良い試験だと思います。
つまりこの試験の合格後に、自身の進むべき方向をより明確化してさらにステップアップを図れば良いということです。例えば経営戦略に興味があれば、中小企業診断士に挑戦してみるとかです。以下にステップアップ例を挙げてみます。
IT関係→情報処理技術者試験→ITストラテジスト等
経営戦略→ビジネスマネージャー検定試験→中小企業診断士
法務労務→ビジネス実務法務検定試験→行政書士、社会保険労務士
会計→日商簿記検定試験、ビジネス会計検定試験→税理士、会計士
このようにこの試験はビジネスシーンのエッセンスを浅く広く凝縮しているので、ビジネスマンにとってそのエッセンスを非常に効率的に学習でき、さらなるステップアップへの橋渡しになる試験であると言えます。
皆様のステップアップの第一歩であるITパスポート試験合格に、この拙著が少しでもお役に立てれば幸いです。
本書の使い方
記憶が得意ではない私が、なんとかたどり着いた暗記法、ホップ、ステップ、ジャンプ暗記法で段階を追って暗記を行います。
まず最初に以下BCP(ビーシーピー)の例を読んでみてください。
■BCP(ビーシーピー)
Business Continuity Plan
ビジネス コンテニュイティ プラン
Business(ビジネス):仕事
Continuity(コンティニュイティ ):継続
Plan(プラン):計画
直訳(BCP)
仕事が継続する計画→事業継続計画
意味(BCP)
災害などで事業の継続が危うくなることを想定し、事業が継続出来るようにあらかじめ計画を立てることであり、リスクマネジメントの一種である。
イメージ(BCP)
出社しなければメールや会議が出来なかった企業が、ITシステムを新たに導入して外出先や自宅でもリモート(遠隔)でメールやWEB会議ができるようにし、災害等が起こったときに出社しなくても事業が継続できる状態にすること。
語呂合わせ(BCP)
ここ最近は自然災害が多いように感じていますが、そんな時に社長から各部門へ社長命令がくだりました。ちなみにうちの社長は流行語が大好きで皆から愛されるおしゃれなおじさんです。さて社長のスピーチが始まりました。
「おっほん、えー、従業員の皆さん、最近は自然災害が非常に多いです。突然災害が来て【びっくりぽん】とならないように各部門で来月の会議までに事業継続計画を立てておくように。いいかね、想定外で【びっくりぽん】とならないようによろしく頼むよ」
さて、これを踏まえて語呂合わせの説明に入ります。
BCPを見ると、B(びっ)C(くり)P(ぽん)と読むように変換します。
これは少し無理がありますが、アルファベット三文字を音読みする感じで【びっくりぽん】とつなげてください。
BCPを見たら 【びっくりぽん】を連想して、そういえば流行語好きの社長が、今日の会議で「事業継続計画」のことを言っていたな〜くらいの軽い感じで思い出してください。
❶ホップ:BCP→B(びっ)C(くり)P(ぽん)に変換する。
❷ステップ:【びっくりぽん】→突然の災害で【びっくりぽん】とならないように!
❸ジャンプ:災害などで事業の継続が危うくなることを想定し、事業が継続出来るようにあらかじめ計画を立てることであり、リスクマネジメントの一種である。
©️2020 NOBORU
まとめ
■BCP (ビーシーピー)
Business Continuity Plan
(ビジネス コンテニュイティ プラン)
意味(BCP)
災害などが発生し事業の継続が危うくなったときに、事業が継続出来るようにあらかじめ計画を立てておくことであり、リスクマネジメントの一種。
以上でBCPの例を終わります。
まずは本文をじっくりと読んで理解をしましょう。
次に❶ホップ、❷ステップ、❸ジャンプで以下のように記憶に定着させていきます。
❶ホップ(アルファベットを音読みする感じで読んでキーワードを出します)
BCPをB(ビ)C(クリ)P(ポン)とアルファベット3文字を音読みする感じでキーワードを出します。
❷ステップ(キーワードから背景をイメージします)
キーワードである【ビックリポン】から「災害が来てビックリポンとならないように準備をしておくように!」と言った社長をイメージします。
❸ジャンプ(その背景から単語の意味へ繋げます)
社長の言葉から「仕事が災害などで止まらないように対策を立てること」へと繋げます。
中には「これは無理があるでしょ」と突っ込みたくなる語呂合わせもあると思いますが、広い心で許してやってください。
尚、図がある方が分かりやすい単語は、今後YouTubeに動画をアップしようと思いますので、気が向いたら「ITパスポート、語呂合わせ」で検索をかけてみてください。
それでは、試験合格に向けて頑張ってください!
尚、この書籍には以下の基本単語41語が収録されています。
企業活動
1 CSR(関連用語:グリーンIT)
2 OJT(反対語:OFF-JT)
3 HRM
4 ダイバーシティー
5 グラスシーリング
6 BCP(類義語:BCM)
7 CEO
8 CIO
9 COO
10 CFO
11 スピンオフ
法務
12 PL法
13 IEEE
14 JIS
15 JAS
16 ISBN
17 NDA
経営戦略
18 SWOT分析
19 M&A
20 MBO
21 TOB
22 コモディティ化
23 カニバリセーション
24 RFM分析
25 KGI
26 KPI
27 CRM
28 SCM
29 ナレッジマネジメント
30 TOC
31 アウトソーシング
32 MOT
33 POS
34 SFA
35 コンカレントエンジニアリング
36 JIT
37 CAD
38 BTO
39 BPR
40 BPM
システム戦略
41 SaaS
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