著者:安藤 進一
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オリジナル電子書籍『駅路VISION』シリーズは、全国各駅を路線別、地域別に収録したフォト&エッセイです。 出会い、別れ、集いの場など、土地の顔役を担う鉄道駅から、その存在のあり方やまちづくりの方向を考えます。 鉄道趣味のかたはもとより、まちづくりに携わるかたや、故郷をこよなく愛するかたにも読んでいただきたいロングラン・シリーズです。
長引くコロナ禍のもとで、鉄道会社は軒並み、過去になく厳しい経営を強いられています。まして、国鉄時代の廃止を辛うじて免れたローカル線の多くは、またも存続の是非が問われる状況に。JR九州でも、特に南九州の各線は、観光目的の特急でテコ入れを行ってはいるものの、営業成績を挽回するには至っていません。
本巻では、ローカル線からの分岐新線で宮崎県内の高速交通に変革をもたらした宮崎空港駅を皮切りに、その本線に当たる日南線、そして鹿児島中央から薩摩半島を半周するJR最南端路線、指宿枕崎線の各駅を収録しました。
日南線、指宿枕崎線とも、沿線は観光資源に恵まれ、かつては周遊の動脈として栄えた時期もあります。が、今は観光列車の運行は途中まで。そこの先の末端区間はといえば、いよいよ本数の少ない、過疎路線となっています。中には利用者がゼロに近い駅も。孤独な片面ホームを横たえるばかりですが、それでも、そこに駅が存在する理由と価値はあるものです。
部分廃止論もまことしやかに語られる昨今、なんとか鉄路の意地に光明を見出してもらいたい。そんな思いで、各駅からの魅力の発掘を綴りました。

2021年8月20日初版発行

収録内容:JR宮崎空港・日南線/宮崎空港・田吉~志布志、指宿枕崎線/郡元~枕崎(全63駅)

著者略歴:安藤進一(あんどう しんいち) 1966年福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、編集会社取締役、及び民間活力開発機構企画主幹として 経済産業省、外務省、総務省、日本学術会議等所管の広報誌・機関誌、単行本を制作。2018年4月安藤行政書士事務所を開業。日本行政書士会連合会会員第18090709号。2019年7月株式会社あかつき舎を設立、代表取締役就任、現在に至る。

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