著者:矢口南岳
ページ数:61
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人間には、持って生まれた宿命があります。この宿命を知り、その宿命に従って自然に生 き、自らの宿命を全うするのが本来の生き方です。そのために必要なのが、陰陽・五行と 十干・十二支、及び「十大主星」「十二大従星」です。これらを使って宿命を読み取るの が算命学です。 算命学とは、今から約 4000 年前に中国で編み出された占いの方法です。自然の中にある 物事を基本とし、法則性を用いた自然科学理論がベースになっています。 歴史を遡ると、中国史上初めて算命学を用いたのが秦の始皇帝と言われています。たった 6 年で中国史上初めての天下統一を成し遂げた始皇帝。その時の戦術には算命学が用いら れていました。ですが、算命学があまりにも的確に世の中の流れを当てしまったので、恐 れを感じた人たちによって門外不出の秘術としました。 そしてその後の長い歴史の中で封印され続けることになります。とはいえ算命学の存在を 知る人が、その存在と秘術の一部を代々伝えてきたのは間違いありません。 そして時は流れて毛沢東の文化大革命のとき、文化人など影響力がある人が虐殺されまし た。その中に占い師も含まれていたのです。でも命を落とすことなく日本に逃れてきた占 い師が、算命学を日本に伝えることになります。そしてその教えを受け継いだのが故・高 尾義政氏です。それが今から 100 年ほど前のことです。日本における算命学の歴史は 100 年ですが、その背景には中国での 4000 年の歴史があるのです。
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