著者:ぷくたろう
ページ数:106

¥299¥0

ぷくたろう健康改善シリーズ第2巻!

今回は、減酒についてです。
禁酒ほど厳しくない、減酒、皆さんはご存知ですか?

私はお酒が、好きです。

そして、お酒での失敗も数えきれないほどあります。

大学生の頃は、いわゆるサークル活動に参加していて、結構な数の飲み会をやってきました。

昨今ニュースを騒がせる、大学生のサークルでの飲酒問題、
いわゆる一気飲みや、コールなどの大量飲酒による急性アルコール中毒、
意識を失った状態で、としゃ物を喉に詰まらせて死んでしまう事故、などを聞いたことがあると思いますが、
その一歩手前まで私もいっています。

記憶をなくしたり、気づいたらベッドで寝ていた…
なんてことがしょっちゅうでしたし、
気づいたら、財布や携帯をどこかに置いてきてしまった…
誰かに介抱されながら、翌朝起きたら腕が血まみれになってた…なんて事もありました。

※喧嘩ではなく、有刺鉄線に引っ掛かったようです。
朝起きたらとても痛かったです。

そのたび、

あー、自分何やってるんだろう…
頭痛い…
顔もパンパンだし疲れは取れないし、お金は無くなってるし…

何にもいいことない。

今度こそ、お酒はやめよう。

何十回そう思ったか、わかりません。
その数だけ、お酒をやめることもできていません。

社会人になってからも、平日の仕事に支障をきたすほどではありませんでしたが、
職場での飲み会でついつい感情的になってしまい、上司に暴言を吐いてしまったり、
仕事が休みの前日には、朝までお酒を飲んで家に帰って、
貴重な休日を丸一日、無駄にしてしまうなんて事はよくありました。

お酒が健康に悪いこともなんとなくわかります。
実際、お酒を飲んで血管の収縮が繰り返されたため、
頭の一部分を引っ張られるような頭痛に悩まされたこともあります。

でも、ここまでの内容、悪いのは全部、酒量をコントロールできない自分自身なのです。

その都度思うのが、

飲み方をコントロールしたい。
できれば、迷惑をかけず、楽しむ程度にはお酒を飲んでいたい。

では、どうすれば飲む量を減らすことができるのか…?
たくさん悩みました。

今、タイに住んでいる私は幸いにも、新型コロナウイルスによる規制が厳しく、
外食や、外でアルコールを購入することができなかったこともあり、
お酒を飲む量が圧倒的に減りました。

今は、家ではほとんど飲みませんし、週に1回くらい、ビールの小瓶か、焼酎をグラスで1杯程度しか飲みません。

なので、完全にお酒は絶っていないのですが、酒量をコントロールすることができている状態にあるんです。
これは本当に、ラッキーなことでした。

きっと、お酒が好きな方は、ここを目指しているんじゃないでしょうか?

「お酒の健康リスクはわかってるけど、ちょっと楽しむくらいは飲みたいんだ。」
「当然、たくさん飲まないようにしたいんだけど、気づいたらたくさん飲んでしまうんだ。」

飲むか飲まないかの2択では「飲む」けど、少量で満足できるように、なりたいですよね?

本書では、そもそもお酒の正しい理解と、お酒が健康にあたえる影響。
全てを理解しても、飲みたい人はどうすればいいのか。
それらを踏まえて、お酒との付き合い方を考えていきます。

この本が目指すのは完全なる断酒、禁酒ではなく、お酒を正しく理解し、その上で自分がどうしたいかを考えるためのきっかけづくりです。

お酒をなんとしてでもやめたいんだ!
という方は、専門医の方や断酒記録を付けてらっしゃる方の書籍、知識を参照してください。

そうではなく、

お酒を少量で楽しむための方法を探りたい…

という方、ぜひ最後まで本書を読んでみてください。

私はラッキーが重なり、今の酒量をコントロールできる状態になりましたが、
そのラッキーを分解して、原因を考え、できそうな対策を10個ほど考えてみました。

当然ですが、自分の人生、生涯一度きりです。

どんな人生を送りたいのか。
そのために、お酒とどう付き合っていきたいのか。

本書が皆様の、考えるきっかけになれば、幸いです。

1. お酒って身体に悪いの?
◇お酒の正体
◇お酒が身体に与えるリスク
◇自分はアルコール依存症?
2. 間違いだらけのお酒の定説
◇酒は百薬の長、は根拠がない
◇寝酒は寝付きを良くし、スッキリ起きれる、は本当か?
◇アルコールは人間関係を良くする?
3. お酒をやめると得られるメリット
◇質の良い睡眠を取ることができるようになる
◇お金を無駄にしない
◇肌荒れ改善、アンチエイジング効果
4. お酒をやめる/減らすためにできる戦略10選
◇病院に行く
◇飲んでしまう理由を知り、環境を整える
◇お酒以外で楽しめることを探す。
◇物理的に距離を置く
◇ストレスを感じたら飲む、をやめる
◇記録をつける
◇仲間をつくる
◇基準をつくり、違反したら罰金制度を作る。
◇同量の水を飲む。
◇ゆっくり、チビチビとを意識する。
5. おわりに ーお酒との付き合い方ー
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