【無料で読める】「欽天四化紫微斗数でみた魂をみる福徳宮とは･･･」福徳宮は自殺宮ともいわれる、自殺の真の原因は何か？ 欽天四化派の紫微斗数

紫微斗数では、性質をつぎのように定義しています。
命宮･･･表面的な性質をみる。
疾厄宮･･･内面的な性質をみる。
福徳宮･･･魂（心性）をみる。
人間は三位一体でできているといわれます。上記の命宮で霊体を疾厄宮で肉体をそして福徳宮で魂をみるように思います。死ねば肉体は土にかえり（土葬や火葬）、霊体と魂が合体し、霊魂となってあの世に旅立ちます。
たまに突然の不慮の事故などで死んだ自覚がない方や、末期癌の激しい苦しみの中で亡くなったような人は、不幽霊や地縛霊となって霊界へ行けないこともあるようですが、ふつうの人は亡くなると霊界へ行くと思っていたほうがいいと思います。
本著では、最後の福徳宮にスポットをあてて解説していきます。
読んで字のごとく、「福徳」ですから神明のご加護やご先祖の陰徳、また前世からの因縁などもみていく宮です。
この宮がよい人は生涯生活に困らないといいますか、俗に「徳のある人」という表現がありますが、何をやっても上手くいくような人が多いです。反対にこの宮がよくなければ、いくらお金を持っていても幸せを感じられないような人であったり、悩み多き人で鬱病などの精神的な疾患にも注意の人となります。
俗にこの福徳宮のことを「自殺宮」ともいい、自殺や自殺未遂しやすい人かどうかもみていくことができます。
元来、自殺する人というのはどういう人かといえば、前世でも同じような境遇であった方が多いといわれます。つまり、前世でも自殺したような人や死ぬほど辛い目にあったような方です。
わたくしたちは輪廻転生を繰り返していますが、自殺を繰り返すようなことは絶対に許されることではありません。
「前世からの記憶」は福徳宮に表れることが多いです。前世がよくなかった人というのは、今世は辛く厳しい人生を歩むことが多いといわれます。それはこの世の大法則である善因善果、悪因悪果で前世のよくない因が今世に悪しき結果として出てきたという理屈です。
せっかくこの世に生を受けたのですから、辛い人生でも寿命はまっとうしたいものですし、生きている間に自分の前世からの課題やテーマを完璧とまでいかなくても、合格点をもらえるくらいの努力をしないと、また来世に大きな課題（試練）が与えられることになります。
ですから、鑑定に際してどなた様にとっても福徳宮は重要な宮のひとつです。
しかし、単に福徳宮だけをみていては見誤ることもあり、福徳宮に影響を与えるほかの宮をみてその方の前世からの記憶をよくみていく必要があります。
本著では、二〇二〇年7月に自殺された三浦春馬氏やかなり前になりますが尾崎 豊氏、三島由紀夫氏、藤 圭子氏の著名人の方を中心に実際に自殺や不慮の死を遂げられた方の例題を取り上げて、詳しくお話をさせていただきます。

【目次】

●はじめに
第一章　三浦春馬氏（俳優）の自殺の真相に迫る
第二章　尾崎　豊氏（ミュージシャン）26歳で逝去
第三章　三島由紀夫氏（作家）　日本刀で自決
第四章　藤 圭子氏（歌手）　飛び降り自殺
第五章　女性に超人気だったＦ先生
第六章　死にたいと思った人、心の悩みが深い人の対策（私見）
●あとがきにかえて
●追記
●参考文献
●著者プロフィール

【著者プロフィール】

田中宏明(本名)　一九五七年大阪生まれ・関西大学工学部卒・神戸市在住　　
二〇一三年1月、マレーシア、クアラルンプール在住の鄭莉安老師より飛星四化派の四化飛星紫微斗数を伝授される。同年5月より台湾台中市在住の陳永瑜老師の飛星四化派、並びに欽天四化派の紫微斗数の伝授を受ける。以来25回の訪台を重ね、主に欽天四化派の紫微斗数と八字の習得に邁進する。
現在、神戸市東灘区の自宅で活動中。
つぎのサイトで紫微斗数はじめ関係する情報を発信しています。
・公式ホームページ　「欽天四化派の紫微斗数」
・ブログ　「復刻・紫微斗数は神様の黙示録」
・ツイッター　『田中宏明の「欽天四化派の紫微斗数」』
・ユーチューブ　「占風鐸・田中宏明ＴＶ」　

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